総合政策学部「社会人基礎力講座」 最終報告会を開催

 総合政策学部が開講する「社会人基礎力講座(担当:弘中史子教授)」が7月20日、企業の方をお招きして最終報告会を開催しました。この講座は、2年~4年を対象とし、総合政策学部で学んできた様々な専門分野の知識を活かし、ビジネスにおける課題解決に取り組むとともに、社会人基礎力の向上を目指すものです。
 今回の報告会では「名古屋における伝統産業・インバウンド・外国人との共生」の3つをテーマに、学生たちが個別にビジネス課題を設定し、解決策を提案しました。履修している足立結香さん(3年)は「名古屋メシを世界へ」というテーマで、外国人観光客の需要を探り、飲食店における多言語対応メニューの重要性について述べたうえで、モーニングと日本食を掛け合わせる斬新な提案を行いました。
 学生の提案を受け、生駒健二さん(エイベックス株式会社執行役員・株式会社イクシー代表取締役社長)は、「相手目線に立って課題を考え、裏付けを取りながら提案内容を組み立てることが大切です」と話しました。さらに、各発表に対して改善策を伝え積極的にフィードバックを行いました。

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(写真上から)発表する足立さんと、改善策を伝える生駒さん

学生のコメント

 自分一人で現状を分析し、改善策を考える経験が今までありませんでした。人に頼れない環境で、一人で提案をまとめて発表する力が身についたと思います。

足立結香

2023/07/31

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