国家公務員職員が語る仕事の魅力－業務説明会を開催

　国家公務員総合職で働く職員による業務説明会が7月21日、名古屋キャンパスで開催されました。この企画は、公務員講座を受講している2年生が、公務員の仕事についての理解を深め、自身の進路選択に役立てたいという思いから、自発的に法務省に説明会の開催を依頼し、参加者を集めることで実現しました。

　業務説明会では、本学を卒業し法務省に勤務する内藤翔太さん（法務省大臣官房人事課企画第三係・係長）と、同じく法務省に勤務する澤本美穂さん（法務省大臣官房人事課企画第三係・法務事務官）が、自身の経歴と共に携わった業務について熱心に説明を行いました。集まった学生約60人は集中した様子で説明を聞いていました。

（写真左から）澤本さん、内藤さん

　学生から「現場でいろいろな立場や環境の方と関わった時、自身の価値観の変化はありましたか」との質問に対し、内藤さんは「1年目は理想を掲げて日々仕事に取り組んでいましたが、2年目に現場に配属されました。現場ではさまざまな立場や環境にいる方と接する仕事ですが、そこで働く方々は関係性や信頼を大切にして仕事をしている姿を目の当たりにしました。相手との信頼を構築することの重要さを身に染みて感じました」と述べました。

　また、他の学生からは「大学生活で今に活かされていることは何ですか」という質問が出され、澤本さんは「私はアルバイトを複数経験し、サークルやボランティアなど、広く浅く様々なことに関わってきました。そうした経験が、今の私に生きています」と振り返りました。

法務省職員に質問する様子

学生のコメント

　自分の将来を考えるうえで、公務員の仕事を理解することがまず第一歩だと思い、国家公務員総合職で活躍されている先輩方に説明会を実施いただけるよう依頼をしました。大学生活の過ごし方や、携わった業務について話を聴くことができ多くの刺激を受けました。公務員採用試験の勉強も、その他の活動にも一生懸命取り組みたいと思いました。

（法学部２年　松山文香さん、吉田帆花さん、加藤祐月さん、安田朱里さん）