世界水泳カナダ代表を受け入れ、地元小学校と交流イベント
世界水泳選手権に出場する競泳カナダ代表選手団が7月14日、中京大学豊田キャンパスの50m屋外温水プールで豊田市伊保小学校の児童と交流しました。この交流は、中京大学が豊田市と連携して実施した地域貢献活動の一環です。
伊保小学校の児童約100人は、中京大学のプールで行われている競泳カナダ代表選手の練習風景を見学しました。児童たちはカナダ代表コーチに習い、選手が息継ぎをするタイミングに合わせて掛声をあげ、選手らを応援しました。
中京大学の高橋繁浩教授(中京大学体育会水泳部部長)が児童らに対して練習の解説を行い、競泳の魅力や泳ぐコツついて楽しく説明しました。児童らは選手たちの速さに感動し、「すごく速い!」、「かっこいい!」と興奮気味にコメントしました。
競泳カナダ代表選手は練習の傍ら、入れ替わりで児童の前に登場し、自己紹介を行い、児童たちからの質問に笑顔で答えました。児童たちは競泳カナダ代表選手とのふれあいを通じて、スポーツへの興味を深めると同時に、異文化交流の貴重な経験を積むことができました。
交流イベントの終盤には競泳カナダ代表選手団への記念品の贈呈が行われ、豊田市からは安田副市長より「とよたの桃」が、中京大学からはマスコットキャラクターであるチューグルより「チューグル人形」が贈られました。
さらに、伊保小学校の児童からは、競泳カナダ代表選手団への寄せ書きと、世界水泳での活躍を願うエールが送られました。
選手たちはこの温かいエールに感謝し、マーガレット・マクニール選手(東京オリンピック100mバタフライ金メダリスト)らが世界水泳選手権2023福岡大会に向けた意気込みを語りました。
最後に、全員で記念撮影が行われ、競泳カナダ代表選手と伊保小学校の児童たちは、笑顔で写真に収まりました。