日本運動疫学会学術総会が開催されました

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 スポーツ科学部は日本運動疫学会と共催で「第25回日本運動疫学会学術総会」を、6月24日・25日に名古屋キャンパスで開催しました。大会長をスポーツ科学部の重松良祐教授、実行委員を同学部の種田行男教授と宮田洋之任期制講師が務めました。日本運動疫学会は、運動および身体活動と健康に関連する研究成果を社会に還元することを目的としています。今回の学術総会では「普及と継続」をテーマに、地域や職域などさまざまな視点から身体活動の普及と継続について学べるよう講演やシンポジウムを行いました。教育講演Ⅰでは余暇・レジャー学を専門とする本学スポーツ科学部の伊藤央二准教授を特別講師として招き、「スポーツツーリズム:スポーツで人を「動かす」仕組みづくり」についてお話いただきました。

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(写真左から)重松良祐教授の会長講演、伊藤央二准教授が講演する様子

 今回学会を運営するにあたり、本学スポーツ科学部の学部生と大学院生がスタッフとして運営業務をサポートしました。運営業務を行う一方で、講演やポスター発表を聞き、自身の知見を深める機会となりました。

学生のコメント

 私自身は学会に2回目の参加であり、運営側としては初めての参加でした。運動疫学という分野の最先端の知見や研究手法に触れることができ、とても有意義な経験となりました。他大学の研究者から受けた刺激を糧に、研究活動に励んでいきたいと思います。

(スポーツ科学研究科2年生)

 日本運動疫学会学術総会に携わり、自分の知識を深め、学会へのさらなる関心をもつことができました。私は初めて補助スタッフとして、学会に参加しました。学会の参加者は他大学の研究者だけでなく、大学院生の方も多く、私と歳が少ししか変わらない人たちの積極的に参加している姿を見て、刺激になりました。休憩時間や作業の合間に発表を拝見することができ、自分の研究内容の参考になったうえに、資料作成、発表の仕方などを学ぶことができ、自分の勉強に繋がりました。今度は運営のサポートという立場だけでなく、他の立場でも関わってみたいという興味が湧きました。

(スポーツ科学部3年生)

関連サイト

日本運動疫学会 https://jaee.jp/

第25回日本運動疫学会学術総会 https://jaee.jp/event/meeting/

2023/07/12

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