本学卒業生が体育史学会学会賞(若手奨励賞)を受賞

 岩佐直樹さん(2013年度大学院体育学研究科博士後期課程単位取得満期退学・來田享子研究室)は6月11日、2023年度体育史学会総会で「体育史学会学会賞(若手奨励賞)」を受賞しました。
 受賞論文は、「岩佐直樹・來田享子(2022)日本レクリエーション協会が1951 年に制定した『レクリエーション指導者資格検定規程』に関する研究−指導者養成の位置づけとその制度化に着目して−、体育史研究第39号(2022年3月発行):1−11」。
 岩佐さんは、この研究で、第二次世界大戦後の日本におけるレクリエーション指導者養成がどのように制度化したかについて、文部省等が作成した行政文書史料やGHQ/SCAP史料を分析して明らかにしました。受賞にあたり、審査委員会には、緻密に一次史料をあたった発展性のある研究であることが評価されました。
 岩佐直樹さんは、修士課程修了後、博士後期課程を単位取得満期退学。その後、3年間、研究科スポーツ文化社会科学系の実験実習助手を務め、朝日大学に専任助教として着任。昨年には講師となり、現在も博士論文の提出に向けて研究活動を続けています。

岩佐さん受賞写真 with 來田.JPG

2023/06/19

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