中京大学アイスアリーナで安全祈願行事
ショートトラック競技場としての改装工事が終了

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 豊田キャンパスの中京大学アイスアリーナ改装工事が終了し5月21日、安全祈願行事が執り行われました。アイスリンク内での神事には、梅村清英理事長をはじめとする大学関係者、スケート部から林田健二部長・監督、さらにショートトラックスピードスケート競技選手たちが顔をそろえました。また来賓としてトヨタ自動車から東崇徳本部長ら会社関係者のほか、スケート部の榊聡部長、寺尾悟監督、さらに普段の練習で訪れるショートトラック選手たちも出席して競技の安全を祈りました。このほか工事関係者、リンクの維持管理関係者も出席し、今後の安全運営を再確認しました。

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 同アイスアリーナは主にフィギュアとショートトラックで使用されます。改装工事はショートトラック競技の安全性をさらに高めることを目的に、アイススケート競技2022-23シーズン終了後の3月下旬から、梅村学園100周年記念の思いも込めて実施されました。これまで設置されていたフェンスを取り外し、マットをさらに厚くした上、衝撃が強大な場合はマット自体も移動することで転倒した選手を衝撃からより安全に守ることが可能になりました。
 梅村理事長は神事後に行われた直会(なおらい)での主催者あいさつで「梅村学園が、次なる100年に向けて踏み出したところで執り行われたことを嬉しく思います。選手のみなさんはしっかりと練習して多くのオリンピアンが出ているこのリンクから、それに続くように頑張ってください」と感謝と激励の言葉を述べました。

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 今年初めにドイツで行われた世界ジュニア選手権に日本代表として出場し、男子3000㍍リレーの一員として銀メダルを獲得した林康生選手(スポーツ科学部2年)は「今後はさらに成長できるよう、このリンクで練習に励みたいです」と話しました。昨年2月の北京冬季五輪に現役生として出場した吉永一貴選手(トヨタ自動車、2021年度スポーツ科学部卒)やさまざまな国際大会への出場経験を持つ平井亜実選手(同、2019年度スポーツ科学部卒)も「さらに上を目指して練習に打ち込みます」と決意を語っていました。

2023/05/30

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