スペシャルオリンピックス日本選手団
ユニファイドサッカーチーム×サッカー部
交流試合を実施

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 スペシャルオリンピックス夏季世界大会(6月17日~25日、ドイツ・ベルリン)に派遣される日本選手団のユニファイドサッカーチームと本学のサッカー部が4月28日、トヨタスポーツセンターで交流試合を実施しました。日本選手団の事前合宿の一環で行われ、サッカー部との交流は2回目となります。
 ユニファイドサッカーとは、知的障害のあるアスリートと障害のない人(パートナー)でチームを構成する7人制チーム競技です。今回の交流試合では、サッカー部20人がユニファイドサッカーの説明を受け、ユニファイドサッカーチーム11人とともにミックスチームを編成し実施しました。
 お互い初対面でしたが、試合開始直後から積極的なコミュニケーションを図り、良いプレイが出た際は「ナイス!」と声を掛け合い、ゴールを決めた際はハイタッチをするなど、終始和やかな雰囲気で試合が進行しました。

  

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ユニファイドサッカーのルール説明を受けるサッカー部員(写真左)と試合中の様子

 試合終了後、ユニファイドサッカーチームの春原紀子ヘッドコーチから試合中に感じたことを問われ、学生たちは「サッカーとルールが異なり、オフサイドがないためボールを奪われた後のカウンターへの対応などが難しかったですが、とてもいい経験になりました。ベルリン大会でも頑張ってください」と答え、チームにエールを送りました。
 スペシャルオリンピックス日本の平岡拓晃理事長は「スポーツで勝ちにこだわることや自分を高めることも良いですが、このような取り組みも知ってもらえればと思います。ユニファイドのパートナーにも興味をもってもらえると嬉しいです」と語りました。
 試合終了後には、スペシャルオリンピックス日本からサッカー部に記念品が贈られました。

※スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。

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