名古屋・豊田の両キャンパスでAED・心肺蘇生法講習会を開催 

 AED・心肺蘇生法講習会が11月15日に豊田キャンパス、1月19日に名古屋キャンパスで行われ、教職員53名が参加しました。

 AED(自動体外式除細動器)とは、心停止の際に心電図を自動解析し、必要に応じて除細動(電気ショック)を与える医療機器のことで、動作が自動化されているため施術者が非医療従事者でも使用できることが特徴です。心肺蘇生法(胸骨圧迫)と組み合わせることで、心停止など命が切迫した傷病者の救命率を大きく高めることができます。

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 一般的に119番通報から、救急車が現場に到着するまでの時間は5~10分と言われており、この間に行う迅速な一次救命処置が傷病者の救命率を大きく左右します。
 この講習会は、いざというときの備えとしてAEDの設置場所を把握するとともに、AEDの使用方法や心肺蘇生法を理解し、体験することを目的として行われました。

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 講習会では、名古屋市救急救命研修所(名古屋キャンパス)と北消防署保見出張所(豊田キャンパス)の講師から、心肺蘇生法の手順、AEDの使用方法、感染対策などの説明が行われ、参加者は実際に人形を使用してデモンストレーションを行い、声のかけ方や、胸骨圧迫のタイミング、AEDの操作など一連の流れを学びました。

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2023/01/19

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