現代社会学部 内閣府、豊田市との連携講義 中間発表会を実施

 現代社会学部が11月から実施している内閣府、豊田市との連携講義の中間発表会が11月29日、豊田キャンパスにて行われた。中間発表会は、内閣府地方分権改革推進室参事官補佐の舘澤清城さん、調査員の近藤乃介さんをはじめ、豊田市職員、地域問題研究所研究員など関係者12人を招き、学生は豊田市の課題とその解決方法を提案した。

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 学生は7グループにわかれ、多文化共生をテーマとしたグループからは「日本人が外国人を避けている」「日本語能力が不十分なブラジル人がいる」ことを問題点として挙げ、解決策には「日本語とポルトガル語のトランスリンガル教育」などが挙げられた。山村地域をテーマとしたグループからは、農家の人手不足、若者の農業離れを改善するため、企業と学生が連携して互いが良い関係性になる仕組みをつくることが提案された。これに対して、内閣府からは「課題についてさらに"なぜ?"を追求して、根拠を集めてほしい」、豊田市からは「実際に現地へ足を運んで細かい問題点を発見してほしい」とのアドバイスが述べられた。

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発表後、アドバイスが書かれた用紙(ピンク色、緑色の付箋)

を見る学生

内閣府や豊田市職員に積極的に

アドバイスを聞いている学生もみられた

 今回の中間発表を踏まえ、今後、学生は1月10日の授業で、内閣府に対してより具体的な課題解決策を提案することを目標にフィールドワークなどを進めていく。

現代社会学部 内閣府、豊田市と連携し豊田市の地域課題解決に挑戦

2019/12/05

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