経営学部中村雅章ゼミ×不老園 ウクライナ支援の和菓子4種を考案、販売

 経営学部中村雅章ゼミの2年生は10月21日、名古屋市千種区の和菓子店「不老園」と共同で、ロシアの侵攻を受けるウクライナの人道支援に役立てようと、和菓子4種を考案し、覚王山日泰寺の縁日で販売しました。販売したのは、ウクライナの国花「向日葵」、ウクライナの国鳥ヨーロッパコマドリの「鳥」、ハート形のウクライナ国旗「ハート」の3種の練りきりと、平和を願う花の焼印を押した焼菓子の「花」の計4種です。売上げの8割は日本ユニセフ協会に寄付します。

pic3.jpg

 学生たちは「企画立案から自分たちで行い、和菓子店に直接交渉して今回のコラボレーションが実現しました。日本の伝統食文化である和菓子を通して、幅広い世代に支援の輪が広がることを願います」と話しました。

 今後は、不老園の店頭で販売するほか、11月5日、6日に行われる覚王山秋祭りと中京大学学祭で販売する予定です。

 学生のコメント

 今回初めて商品開発に携わり、販売の準備など売る側の大変さや難しさを感じました。ウクライナ支援と聞くと快く購入してくださる方が多く、心が温まりました。

(飯島那奈)

 何回も試行錯誤を重ねた和菓子がお客様に購入してもらえたことは、とても嬉しかったです。この経験を通じて商品開発の工程を深く知ることができました。今後もより多くの方に私たちの活動を知ってもらえるように頑張ります。

(木下愛理)

 商品の提案や値段の設定、陳列など、今まで経営学部で学んできたことを実践することができました。お客様からのアンケート結果を基に改善できる点は修正し、今後もこの活動を通じて支援の輪を広げていきたいです。

(木全ひなた)

 今回のプロジェクトを通じて人の温かさに触れることができました。不老園の皆様、商品を買っていただいたお客様、そしてチームメンバーの頑張っている姿が私の原動力となりました。

(蒔田翔)

 参加メンバー:飯島那奈、木下愛理、木全ひなた、竹永璃音、蒔田翔

pic1.jpg

pic2.jpg

2022/10/26

  • 記事を共有