International Society of Electrophysiology and Kinesiologyの学会大会が2024年に中京大学で開催されることが決定

 International Society of Electrophysiology and Kinesiology(ISEK、国際電気生理運動学会)の第24回学会大会が、6月22日から25日までカナダ・ケベックシティにて開催されました。
 本学会は2年に1度、30を超える国と地域から約500人の研究者が集う研究集会であり、「筋電図」と呼ばれる筋肉を動かす際に発せられる生体電位を記録する研究手法などを中心とした身体運動全般を扱うスポーツ・健康科学、リハビリテーション医学、人間工学、情報処理学を専門とする研究者が領域を横断して集結します。

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第24回学会大会(2022年)において
第25回学会大会(2024年)の紹介をする渡邊教授

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第24回学会大会(2022年)において
第25回学会大会(2024年)の紹介をする渡邊教授

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第25回学会大会(2024年)の案内ポスター
(画像をクリックして拡大)

 本学会の総会および閉会式において、次回大会の開催地が日本の名古屋市に決定し、2024年に第25回大会を中京大学の名古屋キャンパスで開催されることが正式に発表されました。
 大会長を渡邊航平教授(スポーツ科学部)が務め、大会組織委員を太田めぐみ教授(教養教育研究院)・吉子彰人講師(同研究院)および森谷敏夫客員教授(スポーツ科学研究科)が務めます。渡邊教授らは2020年大会の開催も大会組織委員会として学会運営を行いましたが、コロナウイルスの世界的感染流行によってオンライン開催へと移行していました。

 渡邊教授は「2020年は残念だったが、もう一度チャンスをもらえたことに感謝している。国際的に活躍する研究者が中京大学に集結することを想像するとワクワクする。学生や大学院生に、世界での研究の潮流を身近に感じてもらえる良い機会になる」と話し、2年後に向けた準備を本格的に始めているとのことです。
 なお、第24回学会大会では渡邊教授と廣野哲也さん(スポーツ科学部・日本学術振興会特別研究員PD)がシンポジストとして登壇しました。

 

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渡邊教授がオーガナイズしたシンポジウム
(Assessment of aging and neurological disorders by high-density surface electromyography)
のメンバー(左から渡邊教授、廣野特別研究員)

【関連ホームページ】
International Society of Electrophysiology and Kinesiologyホームページ
スポーツ科学部 渡邊航平研究室ホームページ

2022/06/30

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