スポーツ科学部草薙ゼミ × 株式会社鈴六の「スポーツSDGs」
スポーツ科学部の草薙健太准教授のゼミ生が、5月18日、豊田キャンパスの体育館に、不要となったスポーツウェアなどの回収ボックスを設置しました。
体育館に設置された回収ボックス |
この回収ボックスは、スポーツ庁が提唱する「スポーツSDGs」の取り組みとして、草薙ゼミ所属の学生によって結成されたスポーツSDGs推進団体「re輪」が企画したものです。
衣服のリユース・リサイクル会社である「株式会社鈴六」が賛同することで、設置が実現しました。
回収ボックスの概念図 |
この取り組みは、「re輪」のメンバーの一人である髙橋のどかさん(スポーツ科学部4年)が発表した論文「新たなスポーツSDGsと発展途上国のスポーツ発展-使用済みユニフォームや練習道具の再利用-」※1に基づき考案されています。
耐性が強く、なかなか生地が傷まない一方で、競技引退後には廃棄されてしまう「スポーツユニフォーム」に着目した本取り組みは、競技をする学生が多い本学の特徴に合致しており、「まだ使える衣類」を効果的に回収し、素材のリサイクル・リユースや発展途上国への寄付に役立てることで持続可能な社会の実現を目指します。
なお、当日の設置には中京テレビが取材に訪れ、学生らは株式会社鈴六の鈴木社長と共に記者からのインタビューに答えました。
草薙ゼミ所属の学生と鈴木社長(株式会社鈴六) |
CBCテレビの取材に答える髙橋さん |
※1.スポーツ産業学研究(第30回大会アイデアコンペ入選論文)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sposun/31/4/31_4_473/_article
■スポーツSDGs
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop08/list/1410259.htm