スポーツ科学部3年生山内渓太さん 本学初の早期卒業制度適用者として次年度から大学院へ

 スポーツ科学部には、2018年度入学生より、優秀な学業成績を修めた学生に対し、3年生終了時点での卒業(早期卒業)ができる「早期卒業制度」があります。今年度、スポーツ科学部3年生の山内渓太さんがその制度を本学で初めて利用し、通常スポーツ科学部4年生となる次年度から、中京大学大学院への進学が決定しました。

 山内さんは「ゼミの梅村義久教授に聞き、初めてスポーツ科学部にあるこの制度を知りました。元々大学院に進学したいという思いがあったこと、制度を使用することで学費と時間をより有意義に使えると感じたこと、また自分が『第1号』になれる可能性があったことで、早期卒業を目指そうと思いました」と振り返りました。早期卒業制度を利用するためには、2年次で一定以上の単位数の修得や、トータルGPAが3.4以上という条件があります。目指すことを決めて「より集中してやらないといけない、と気が引き締まりました。2年生の時にコロナ禍で通学ができない状況でも、この制度が目標としてあったことで気を緩めることなく学習に取り組むことができたと思います」と話しました。

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 早期卒業を目指す中で印象に残ったことについて「通常4年次で取り組む卒業研究に、3年次に取り組んだときのことが印象深く残っています。ゼミの梅村先生や、4年生の先輩方の親身な支えがあったからこそ、諦めずに取り組めました」と周りへの感謝を語り、今後について自身も自転車競技部で活動し、運動生理学を研究してきた山内さんは、大学院ではさらにその分野の知識と理解を深め、将来はトレーナーなど、アスリートに限らずスポーツを楽しむ人の支えになれる仕事に就きたいと話しました。

 最後に後輩にむけて「早期卒業制度は、チャレンジする価値のある制度だと思います。後輩の皆さんで、少しでもこの制度が気になる、という人はぜひ早めから動いてください!あなたのやる気を支えてくれる先生や先輩が必ず力になってくれます」と、後輩へエールを送りました。

2022/03/25

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