工学研究科ハルトノ研究室 小川さんが国際会議27th International Symposium on Artificial Life and Roboticsで「Young Author Award」を受賞
国際会議AROB-ISBC-SWARM 2022(27th International Symposium on Artificial Life and Robotics)が1月25日から27日、オンラインで開催され、工学研究科ハルトノ・ピトヨ研究室の小川茄奈さん(電気電子工学専攻・修士2年)がYoung Author Awardを受賞しました。この賞は35歳以下の研究者を対象とするもので、11か国から350件以上の発表がありました。
受賞した小川茄奈さん(電気電子工学専攻・修士2年) |
本研究では、人間の知識や経験を事前に転移できる新しいニューラルネットワークの開発を行いました。これにより、構造的なデータとして表現しにくい、人間の主観、経験、好みや感性などをAIに学習させることが可能となります。この論文では、ロボットの学習を行いましたが、将来は職人技などのAIへの学習を考えています。
小川さんは受賞について、「学部時代、研究留学時代、大学院と、様々な困難もありましたが、これまでの努力が学生生活最後にこのような素晴らしい賞として実を結ぶことができ、大変嬉しく思います。留学や研究内容など、常に私のやりたいことを尊重し、ここまで導いてくださったハルトノ先生に心から感謝しています」と語りました。
【関連HP】
27th International Symposium on Artificial Life and Robotics