工学研究科加納研究室 平野さん 国際会議ISIS2021で「Best Paper Award」を受賞

 国際会議ISIS2021(International Symposium on Advanced Intelligent Systems)が12月15日から18日、韓国の清州市とオンラインのハイブリッド形式で開催され、工学研究科・加納政芳研究室に所属する平野裕己さん(工学研究科機械システム工学専攻・修士1年)がBest Paper Awardを受賞しました。

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受賞した平野裕己さん
(工学研究科機械システム工学専攻・修士1年)

 ISISは知的システムの分野における最新の研究成果を発表する場で、平野さんは車載カメラの画像から車両と歩行者のすれ違い距離を予測するために、ファジィ積分の一つである包除積分を応用した予測モデルを提案し、ニューラルネットワークによる距離予測と同程度の精度を実現。ファジィ積分を用いることで得られたモデルの説明性も高く、これらの点が評価されました。

 平野さんは「学部時代から取り組んできた研究が、このような素晴らしい賞として認められ、非常に嬉しく思います。今回の受賞はご指導してくださった加納先生や豊橋創造大学の早瀬先生(中京大学博士課程修了)のおかげです。今後も、引き続きこのような賞をいただけるように研究に励みたいと思います」と語りました。

2022/02/17

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