経営学部中村ゼミ 八事のパン屋「ポン・ヌフ」と共同開発したメロンパンを販売

 経営学部の中村雅章ゼミ3年生は、名古屋市昭和区八事にあるパン厨房ポン・ヌフと産官学連携でメロンパン3種を開発し、1月17日、名古屋キャンパス生協前で販売しました。
 4月からスタートしたこのプロジェクトに携わったのは3年生の浅野妃菜さん、鹿住帆香さん、藤原沙季さん、山田修吾さんの4人で、この日は店頭でPOPなどを持って購入を呼びかけました。

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 1月17日限定で販売されたのは「さつまいもメロンパン(220円)」「ブリュレメロンパン(200円)」「メロンパンマフィン(240円)」の3種で、それぞれ20個ずつ、計60個が昼休みで完売しました。学生は新商品を開発するにあたって「SNSでの呼びかけや直接声掛けを行い、180人以上の学生にアンケートを取った結果、メロンパンが断トツで人気がありました。当初は3種のうち一つをメロンパンと考えていましたが、店長さんから『3種ともメロンパンはどう?』という提案をいただき、その考え方もあるのか、と3種類のメロンパンを販売することになりました。新しい発見ができました」と振り返りました。またプロジェクトについて「商品開発のゼミに入っていますが、実際に商品化されたのは初めてで嬉しいです。少人数のグループでしたが形になってよかったです」と話しました。

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 今後は3種のうちブリュレメロンパンとさつまいもメロンパンについて、ポン・ヌフ店頭で販売されるとともに、ベルマートキヨスクの名古屋駅JRゲートタワー店と大曽根店で販売される予定です。

【学生コメント】
 私たちがパンの商品開発をすることになったきっかけは、八事地区を活性化したいと考えたからです。学生は大学付近のラーメン屋さんに行くことが多いと感じ、ラーメンだけではないということを伝えるために、八事のパン屋「ポン・ヌフ」さんに産学連携の協力をお願いしました。学生に八事のパン屋さんをもっと知ってもらおうという思いからです。
 まず、学生が求めるパンを考えるためにアンケート調査を行いました。そこで得られた情報から学生にはメロンパンが人気ということが分かり、チームで何度も商品を考え、試作を重ねた結果、3つのメロンパンを完成させることができました。
 販売価格は、学生でも購入できる金額とし、販売個数はコロナ禍で学生の通りが少なくなったキャンパスでも売り切ることを目安にしました。
 販売当日は、購入者と実際に会話をすることでコロナ禍前のような盛り上がりを感じることができました。多くの人の手に自分たちが考案したパンが渡って嬉しかったです。また、当日購入者にはQRコードでアンケートを依頼し、商品の感想について調査しました。約30件の返信が寄せられ、「とても美味しかった」「さつまいものごまがインパクトがあってよかった」などの意見がありました。しかし、「金額が少し高い」という意見もあり、今後の商品開発に向けて参考にしたいと思いました。
 大学での販売は1日限定でしたが、今回販売したさつまいもメロンパンとブリュレメロンパンはポン・ヌフ店頭でも購入できますのでぜひお立ち寄りください。

(経営学部3年 藤原沙季、鹿住帆香、浅野妃菜、山田修吾)

2022/01/21

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