経営学部/中村雅章ゼミ×日間賀島 地域活性化を目指す
経営学部の中村雅章ゼミに所属する学生5名は7月3日、愛知県日間賀島を訪れ、地域活性化を目的とした現地調査と意見交換を行いました。このプロジェクトは、あいち銀行から中村ゼミに寄せられた相談をきっかけにスタートしたもので、これまで3回のオンライン打ち合わせを経て、今回初めて現地訪問しました。
当日は、学生たちが企画した「マルシェ」や「浴衣DAY」、新グルメ開発など幅広いアイデア提案に対して、島の方々からフィードバックをいただきました。宿泊施設「島の宿あじ浜」の鈴木佐代子さんは「どの企画もぜひ実現してみたい」と話し、シラス加工会社「丸幸」の北川敏康さんは「島の人では思いつかない企画ばかり」と高く評価しました。
学生の提案に対してフィードバックする様子(「島の宿あじ浜」鈴木佐代子さん)
日間賀島では日帰り観光客が多く、宿泊利用が伸び悩んでいるという課題があります。そのため、企画を夕方以降の時間帯に開催することで、宿泊につなげられないかという案が出され、活発な議論が行われました。さらに、複数のアイデアを組み合わせることで、より良い取り組みにできるのではないかというアイデアも話し合われました。
午後は島の方々の案内で旧日間賀中学校の見学やトゥクトゥクによる島案内、丸幸工場を見学するなどして地域への理解を深めました。
初めて日間賀島を訪れたという同ゼミ所属の濱内咲歩さん(3年)は「島の方々が温かく、プロジェクトに対して前向きに考えていただきました。コミュニケーションをとりながら成功させたいです」と語りました。
企画提案をする濱内咲歩さん
同プロジェクトは今後1年以上かけて続く予定で、学生たちが卒業後も継続していくことを目指しています。
旧日間賀中学校見学
トゥクトゥクによる島案内
「丸幸」工場見学
取材 学生広報スタッフ「ライト」
大石和佳奈(経営学部4年)