水泳日本代表、いざ世界水泳へ!壮行会開催
中京清泳会主催『世界水泳選手権・FISUワールドユニバーシティゲームズ壮行会』が6月21日、中京大学豊田キャンパスにて開催されました。
シンガポールで行われる世界水泳選手権には本学園関係者から6人の選手が出場します。競泳から西小野皓大選手(スポーツ科学部4年/メルヘン姶良)、村佐達也選手(中央大学1年/2024年度中京大中京卒)、谷口卓選手(GSTR財団/2023年度スポーツ科学部卒)、難波暉選手(新東工業/2018年度スポーツ科学部卒)、髙橋美紀選手(林テレンプ/2017年度スポーツ科学部卒)、アーティスティックスイミングからは、藤井萌夏選手(スポーツ科学部3年)が選出されています。また、本大学水泳部の佐々木祐一郎監督は、競泳日本代表コーチとして、チームに帯同されます。
そしてドイツで行われるFISUワールドユニバーシティゲームズには、山本大地選手(スポーツ科学部2年)の出場が決定しています。
(写真左から西小野選手、髙橋選手、難波選手、谷口選手、佐々木コーチ)
壮行会には、西小野選手、谷口選手、難波選手、髙橋選手、佐々木コーチが出席しました。来賓の梅村清英学長は挨拶で「日頃の練習成果をいかんなく発揮することを心から願っています。名古屋と豊田の両キャンパスでパブリックビューイングを行い、我々も皆さんを全力で応援しています」と激励の言葉を送りました。
梅村学長の挨拶で笑顔を見せる選手たち
壮行会後、西小野選手、谷口選手、佐々木コーチにインタビューを行いました。
西小野選手は、200m背泳ぎで代表を勝ち取っています。シニアの日本代表には初選出ということで、「(派遣標準記録を切ったときには)素直に嬉しかった」と笑顔で語りました。大会では自己ベスト更新、そして決勝進出を目標としています。迫る本番までに、さらにスピードを上げて、前半で世界の選手から遅れを取らないように調整していきたい、と力強く話しました。
西小野皓大選手
谷口選手は、50m、100m平泳ぎに出場。世界水泳出場を決めた際には「とりあえずホッとした」と話しました。「大学1年から3年のときにはインカレでメダルを取ることすらできなかった自分が、昨年パリ五輪出場、そして今回、世界水泳の舞台に立とうとしています。中京大学のプールで開催された梅村杯では、日本新記録を出すこともできました。この調子で、世界水泳の場でも記録更新できるように頑張りたいです」と意気込みました。
谷口卓選手
佐々木コーチは、普段は本大学の水泳部監督を務められており、日本代表コーチは2016年のリオ五輪、2021年の東京五輪で経験されています。「中京の水泳部は、それぞれが世界を目指すことと、インカレで団体優勝することの2本柱で練習している。その中でこれだけ本学関係者が世界の舞台で戦えること、そして自分もコーチとして帯同できることを非常に嬉しく思います」と述べました。さらに「コーチとして、今まで練習を積んできた選手たちができるだけいつも通り、リラックスして試合に臨めるような雰囲気づくりをしていくことを意識していきたい」と話しました。
佐々木祐一郎コーチ
談笑する選手とコーチ
世界水泳選手権は7月11日から(競泳は7月27日~8月3日)、FISUワールドユニバーシティゲームズは7月16日から開催されます。
企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」
- 写真: 石井 莉子(文学部4年)
- 文: 河澄 祥歩(文学部3年)