工学部/藤田実沙講師 2025年電子情報通信学会NOLTAソサイエティ大会にて奨励賞を受賞

サムネ兼本文_写真②.JPG

 工学部藤田実沙講師は、6月13日~14日にかけて岡山市で開催された2025年電子情報通信学会NOLTAソサイエティ大会にて、奨励賞を受賞しました。

 本賞は大会においてソサイエティの発展に貢献しうる講演論文を発表した35歳以下の著者に対し、発表件数の4%を上限として贈呈されるものです。今大会では58件の発表があったため、受賞者数は最大2名となりました。

 受賞した研究は、受賞者らの研究グループがこれまでに開発してきた、組合せ最適化問題の一つであるグラフシュタイナー木問題に対する効率的な解法をベースに、マルチキャスト通信における通信路の設計という実問題に対する効率的な解法を提案するものです。本研究により、パケットを最短経路ではなく適度に迂回する経路で伝送することで、通信ネットワーク全体のパケット混雑を抑制できることが分かりました。

 本賞は、昨年度は中京大学大学院工学研究科博士後期課程の加藤海渡さんが受賞しています。よって、中京大学所属の研究者で2年連続の受賞となりました。

写真①.JPG

【関連サイト】

2025年電子情報通信学会NOLTAソサイエティ大会

2025/07/02

  • 記事を共有