文部科学省(国家公務員総合職採用)勤務 竹内佳史さんによる特別講演会を開催
資格センターは6月21日、本学卒業生で文部科学省(国家公務員総合職採用)に勤めている竹内佳史さん(2021年度経済学部卒)を招き、公務員講座を受講している学生を対象に特別講演会を開催しました。
学生の質問に回答する竹内さん
竹内さんは、2022年に文部科学省へ入省しました。大臣官房施設助成課を経て、現在は初等中等教育局初等中等教育企画課係長として、教員の処遇改善に向けた法律改正に携わるなど、教員の働き方を改善すべく、日々業務に取り組まれています。
講演会は、事前に寄せられた学生たちの質問に回答する形で行われました。在学当時は、自身も資格センターの公務員講座を受講していた竹内さん。当時の学生生活を振り返りながら、一つ一つ丁寧に回答されました。
当時の勉強方法について問われた竹内さんは、「例えば300ページあるテキストであれば、何か月先までに全部終わらせるためには、1日何ページ取り組めばよいかなど、日々のタスクとしてこなしていくことを意識していました。勉強時間を確保することも大事ですが、そのうえで、何をどれぐらい勉強するのかをしっかり決めて、取り組んでいくことが大事だと思います」と述べました。また、公務員を志望した理由について、「最初は公務員ではなく教員を志望していました。教員の働き方に関する様々なニュースを見ていくうちに、国家公務員として教員の働き方の改善に長期的に携わっていきたいと思うようになった」と語りました。学生に対し、「進路先を一つに絞りきらず、いろいろ見たうえで、納得感を持って決めることが大事だと思います」とメッセージを送りました。
講演会の様子
講演会の前には、梅村清英総長・理事長、学長を表敬訪問。竹内さんは「久しぶりに母校を訪れましたが、在学時は充実した環境で勉学に励むことができたと改めて実感しています」と当時の様子を振り返りながら話しました。
梅村総長・理事長、学長は、「公務員を志望している学生にとって、竹内さんの存在は非常に大きいと思います。体調管理に気をつけて、これからも頑張ってください」と激励の言葉を送りました。
(写真左から)津谷圭一参与(キャリア支援課)、竹内佳史さん、梅村清英総長・理事長、学長