国際学部/ローゼンバウム知佳ゼミ・佐野八重ゼミ
NUS学生25人と合同サービスラーニングを実施
国際学部国際政治学専攻のローゼンバウム知佳ゼミ・佐野八重ゼミは、シンガポール国立大学の学生25人とともに、5月16日、愛知県瀬戸市で地域貢献活動を通して学ぶサービスラーニングに取り組みました。シンガポール国立大学(以下、NUS)は世界大学ランキング2025で世界第8位、アジア第1位となった、世界的に高い評価を受けている大学です。NUSの学生たちは名古屋に2週間滞在、その間に本学との合同プロジェクトに参加しました。
今回の活動は、名鉄観光サービス株式会社の協力を得て行われています。愛知県瀬戸市凧山町にある凧山つばきの森周辺で、誰を対象にどのような教育プログラムを作るかを考え、観光や地域に何を還元できるか、どう利益を出すのかなどを混合グループで検討、アイデアをまとめ、現地調査から1週間後に名鉄観光サービスに提案します。
そのための現地調査が5月16日、愛知県瀬戸市凧山町にある「凧山つばきの森」、および尾張瀬戸駅周辺で行われました。
凧山つばきの森では実際に山を歩いてみて、椿や季節の花々、そして展示されている瀬戸焼のオブジェやため池などの現状を確認しました。
合同グループでは英語でコミュニケーションが行われ、ゼミ生たちは鍛えた英語力を駆使して「子ども向けならキャンプを企画するのはどうか」「多彩な植物を使って瀬戸焼の作品づくりに活用できないか」など、NUSの学生たちと活発にディスカッションしていました。
その後尾張瀬戸駅駅前へ移動し、せと末広商店街を視察。
瀬戸くらし研究所で、瀬戸のまちの特徴や抱える課題などについて、株式会社きんつぎの野々垣賢人さんよりレクチャーを受けました。
参加したゼミ生たちからは「英語は鍛えたつもりだったけれど、NUSの学生のみなさんと話してみて、『もっと英語力を鍛えないと』と痛感しました」「提案内容の方向性がNUSの学生と一致していたので、提案内容の検討がうまくいきそうです」などさまざまな声が聞かれました。
国際政治学専攻のインスタグラムでも活動の様子を紹介しています。ぜひご覧ください。