文学部/ACジャパン広告学生賞 テレビCM部門で優秀賞
文学部4年の國岡勇輝さん、伊藤慶さん、加藤蒼大さん、長谷川夢美さんのチームは、第21回ACジャパン広告学生賞のテレビCM部門で優秀賞を受賞しました。受賞した作品は、自己肯定感をテーマにした『隣にいるだけで、きっといい。』です。今回の企画テーマは公共問題。思いやり・助け合い、公共マナー、人と人とのコミュニケーションなどあるなかで、学生たちは作品テーマを「自己肯定感」に設定しました。
チームリーダーの國岡さんは、作品テーマについて自身の経験をもとに「一緒にご飯を食べるだけで、悩みを抱える友人の心は和らぐと思います。隣にいるだけで支えになることができる、それを表現したいと思いました」と振り返りました。ほかのプロジェクトも同時に進行しなければならない状況で、4人それぞれ役割を明確にして進めたことが結果に結びついたと話します。さらに國岡さんは、「これまでは相手に想いを伝える『世の中へのラブレター』をキーワードに、日々学部で学びを深めて活動してきました。将来は、これまでの経験を活かして、ユーザーの感動や思いを汲み取れる仕事がしたいです」と今後の思いを述べました。
伊藤さんは昨年度も同部門で表彰された経験を持ち、就職先として出版・広告業界を視野に入れているようです。「挑戦する機会を自分から見つけに行くことが大切だと思います」と振り返りました。
加藤さんは、作家になりたいという思いを抱き文学部に入学。「これまでは自分主体で物事を考えていましたが、学部での経験を深める中で、相手主体の考え方が身に付きました」と笑顔を見せました。
テーマ設定への思いを述べる國岡勇輝さん
(写真左から)加藤蒼大さん、國岡勇輝さん、伊藤慶さん