スポーツ科学部/発展的な学習成果を学会で発表
第26回日本健康支援学会年次学術大会が2025年3月7日から8日にかけて神奈川県川崎市で開催され、スポーツ科学部2年の中西慶汰郎さんと石原大空さんが口頭発表を行いました。同学会は、健康支援およびそのシステムに関する研究を推進し、健康の維持・増進への寄与と会員間の交流促進を目的としています。
中西さんと石原さんは、1年次に履修したスポーツ科学部固有科目「データサイエンス入門」(担当:重松良祐教授)でデータ分析の奥深さと面白さに触れ、さらに学びを深めたいという思いから、2年次も自主的に重松教授の指導を受けました。今回の分析には、日本学術振興会の科学研究費補助金を受けた研究で収集されたスポーツ傷害データを使用しました。2人はそれぞれの興味に基づいてデータ分析を進め、その結果を学術大会でスライドを用いて発表しました。発表後は、全国から集まった研究者たちと意見交換を行い、研究の視野を広げる貴重な機会となりました。
発表題目
中西慶汰郎さん「中学入学前のスポーツ経験と中学1年時の受傷者割合の関連」
石原大空さん「国際・全国大会レベルの中高生における指導環境とスポーツ傷害の関連」
共同研究者:種田行男スポーツ科学部教授
コメント
重松先生と共に研究したことや、学会で発表した経験は自身の将来に大きくつながると感じました。発表までサポートしてくださった先生方に大きく感謝すると共に、これからもっと深くまで研究を進められたらと思います。
中西慶汰郎
このような学会の場で発表をさせていただくことは、初めての経験であり緊張しましたが、将来の活動につながる貴重な時間になりました。今回の研究では、スポーツ傷害に関する内容を扱い、進めていく中でも非常に学びのある活動になったため、今後の教育活動などにも活かしていける、良い活動になりました。
石原大空
(写真左から)中西慶汰郎さん、石原大空さん、重松良祐教授
関連サイト
日本健康支援学会HP
第26回日本健康支援学会年次学術大会HP
※学年は取材当時