スポーツ科学部の学生が新入生に模擬授業を実施
スポーツ科学部が4月2日、新入生オリエンテーションの一環として、教職課程履修者による模擬授業を行いました。この取り組みは、教職課程における重要な実践活動の一環であり、新入生にとっても大学での新たな学びを感じる貴重な機会となりました。
模擬授業は、スポーツ科学部の後藤晃伸ゼミが中心となり、教材の工夫や生徒とのコミュニケーションを重視し、臨場感のある授業を展開。これにより、授業運営や指導法について実践的な学びを得る場ともなりました。また、授業を行わなかった履修者たちも、指導教員役として参観し、フィードバックを行うことで実習の質を高めました。
模擬授業に向けて準備を進めてきた学生らは、「新入生にとってわかりやすく、かつ興味を持ってもらえる授業にするために、ゼミの仲間と何度も話し合いを重ねました。この経験を今後教職の道に活かしていきたいです」と話していました。
一方、新入生たちは、先輩たちの真剣な姿勢を目の当たりにし、4年後の自分たちの姿を思い描きながら新たな刺激を受けた様子でした。新入生の一人は、「先輩たちの取り組みを見て、自分も将来ああなりたいと思いました」と感想を述べていました。
この模擬授業は、新入生にとっては学部生活のスタートを飾る印象深いイベントとなり、4年生には教育者としての第一歩を踏み出す重要な経験となりました。