工学研究科修士2年の米田伊吹さん、学長賞を受賞
-研究と多彩な経験が身を結ぶ-

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 工学研究科修士2年の米田伊吹さんが、3月14日に学長賞を受賞しました。この賞は、第34回日本MRS年次大会奨励賞を受賞した功績をたたえたものです。

 日本MRS年次大会奨励賞は、同大会における優れた研究発表を評価し、学生や40歳未満の研究者に授与されるものです。米田さんの研究成果が高く評価され、今回の学長賞受賞につながりました。

 この春、一般企業への就職を控える米田さんにとって、学長賞は修士課程での努力を象徴する大きな節目となりました。授賞式の場で米田さんは、6年間の学生生活を振り返り、「学業だけでなく、サッカーや山登り、絵画といった趣味にも力を入れ、多くのことに挑戦できました」と語りました。特に、高校時代に続けていたサッカーや大学で始めた山登りは、研究に良い影響を与えたといいます。指導教員の野浪亨教授は、米田さんについて「多様な経験を通じて培った柔軟な発想や粘り強さが、研究成果を生む原動力になったのだろう」とその成長を称賛しました。

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  梅村学長は米田さんに、「学生生活の経験を糧にして、社会での活躍を期待しています」と激励の言葉を送りました。

企画・制作 学生広報スタッフ「ライト」

  • 文・撮影: 村瀬 瑞季(国際学部3年)

2025/03/31

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