経営学部/齊藤毅ゼミ ビジネスプランコンテストで最優秀賞

 経営学部齊藤ゼミの学生チームが、第24回東三河ビジネスプランコンテストのアイデア部門において、最優秀賞を受賞しました。アイデア部門の応募件数は118件で、書類審査および対面での最終プレゼンテーション審査を経て、受賞したプランはわずか7件。齊藤ゼミからは2チームが参加し、どちらも最終審査の10チームに残りました。

 受賞したのは、坂野りおなさん、岩瀬綾花さん、山田千瀬さん、中村翔大さんのチームです。プランは、「Vegeel Project~規格外野菜×うなぎの頭×おからを使った犬用お菓子~」。就労継続支援B型事業所で働く障がい者の方々の力を借りながら、東三河地域の廃棄食品を使って、栄養価の高い犬用お菓子を製造・販売する、という内容です。2月27日に授賞式が執り行われ、受賞チームには賞状および副賞が贈られました。

 本プランは、「あいちユース SDGs IDEA & ACTION」を発展させた取り組みです。これまで、愛知県から助成金を受けながら、実際の商品を就労継続支援B型事業所で製造し、保護犬団体に無償提供してきました。それとともに、複数回の愛犬家イベントで商品を販売し、利益を保護犬団体に寄付してきました。今回は、それらの活動を一般ビジネスへと拡張するプランを企画し、最優秀賞を受賞することができました。

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 授賞チーム

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 最終審査で全力を尽くした学生たち

コメント

 今回の「最優秀賞」という結果は、単なるアイデア勝負ではなく、実際に商品を形にし、市場に送り出すという挑戦を乗り越えたからこそ得られたものだと考えています。私は、このプロジェクトを通じて、常に本質を見極め、課題解決に向けた最適な選択を追求し続けました。時には困難に直面しながらも、粘り強く取り組み続けることで、単なるプランに終わらない「実現性のあるビジネス」として形にすることができたと自負しています。支えてくださった関係者の皆様、そして共に走り抜けたメンバーに心から感謝するとともに、この経験を今後のキャリアに活かし、更なる高みを目指していきたいと思います。

3年 坂野りおな

 事業プランの構想のみでなく、商品を実際に製造・販売まで行うことができたのは、常にVegeelのことを考え続けてきたメンバー、提携を承諾いただいた団体・企業様、愛知県の方々、そしてなによりゼミの仲間たちの協力が全てだと思います。「最優秀賞」という結果に見える形で報告することができ、とてもうれしく思います。一生の記憶に残る素敵な経験ができました。

3年 岩瀬綾花

 約10か月間にわたる新規事業企画の中で、時間と質に追われる日々が続き、苦しい瞬間も多くありました。しかし、これを乗り越え、最後まで諦めずに頑張り続けることができたのは、同じ班のメンバーや齊藤先生、ゼミの仲間たちの支えがあったからこそだと実感しています。仲間たちへの感謝とともに、「最優秀賞」を獲得できたことを心から嬉しく思います。この貴重な経験を活かし、今後の挑戦おいても仲間を大切にし、共に成長できるよう注力していきたいと思います。

3年 山田千瀬

 私たちのVegeelは、たくさんの方々に支えていただきながら作り上げることができたものです。特に寝る間も惜しんで努力をし続けてくれた班員、困っているときにどんな時でも耳を傾けてくださったゼミの同期や先輩方には心の底から感謝しています。協力していただいた皆様で勝ち取った「最優秀賞」です。様々なことがありましたが、自分にとってどれもかけがえのない貴重な経験、そして最高の思い出となりました。

3年 中村翔大

2025/03/31

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