3024人が晴れの日を迎える 2024年度卒業式

 中京大学2024年度卒業式が3月19日、Niterra 日本特殊陶業市民会館(フォレストホール)で行われ、学部生2932人、大学院生92人が晴れの日を迎えました。

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 卒業式は午前・午後の二部制で実施し、webでのライブ配信も行われました。会場となったNiterra 日本特殊陶業市民会館は、凛々しいスーツ姿や華やかな袴姿の学生たちで賑わい、家族や友人、ゼミの教員らと記念撮影をする姿が多くみられました。

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 卒業式では大学院、学部各代表学生への卒業証書の授与や、学業や課外活動などで優秀な成績を修めた学生へ各賞が贈られました。また、吹奏楽団の演奏や混声合唱団による学歌斉唱も披露され、式典に花を添えていました。

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 梅村清英学長は式辞で、本年度の学部卒業生が入学した2021年を振り返り「新型コロナウイルスの世界的な流行の影響が色濃く残っていた頃で、本来なら何の気兼ねもなく楽しめたはずの時間が、たとえ一定の期間だったにせよ、皆さんから奪われてしまったことは、とても残念でなりません」と述べ、「厳しい状況のなかでも、皆さん一人一人が地道に努力を重ね、自らを成長させ、卒業を迎えられました。自分たちは大きな試練を乗り越えたのだ、という自信を持って、新たな目標に向かっていってほしいと思います」とエールを送りました。

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 学長の式辞をうけ、各部では卒業生の代表がそれぞれ大学生活への想いと感謝を込めた謝辞が述べられました。

 式典終了後は、山下真瑚選手(スポーツ科学部)が、メディアの取材を受けました。

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 山下選手は大学生活の思い出として「ゼミでは創作ダンスに挑戦しました。今までやったことのない体の動かし方を知り、競技にも生かせたと思います」と振り返りました。卒業後も競技を続ける山下選手は「次のシーズンについてはまだ決まっていないことが多いのですが、どんなときも"真瑚らしく"滑ることを大切にしたいです。フィギュアスケートの振付も興味があるので、ぜひやってみたい」と展望を語りました。

学生代表謝辞 ※抜粋

第一部代表・木下 愛理さん(経営学部)

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 中京大学に入学する頃の私は、人に頼ることが非常に苦手でした。しかし本学に入学し、学業やゼミでの活動を通じて、時に周囲の人たちに頼り、協力し合うことで、自分一人では成し得ない成果を生み出せることを経験し、私の価値観は大きく変化しました。今後の人生においても人との繋がりを大切にしたいと改めて強く感じています。これからの挑戦も1人ではなく、様々な方の協力を得ることで、より大きな夢を叶えられると考えます。そして他者に支えられるだけでなく、自分も他者に頼られ、支えることができる存在になれるよう努力し、社会に貢献していきたいと強く思います。

第二部代表・荻堂 李々花さん(スポーツ科学部)

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 私は小さな島を飛び出し、親元を離れ、誰一人知り合いのいない土地で新しいスタートをきりました。大学生活を振り返ると、多くの忘れがたい思い出がよみがえります。特に印象に残っているのは、ゼミでの研究活動です。分析や研究発表に向けた資料作りのために、夜遅くまで試行錯誤を繰り返しながら仲間と励むこともありました。私は、その研究成果を学会で発表する機会をいただきました。緊張しながら臨んだ発表はスポーツ産業に携わる方々の目に留まり、お声がけいただき、お話をする中で、これからのスポーツ産業に研究という形で貢献したいと改めて思う大きなきっかけとなりました。

梅村清英学長の式辞(全文)

式辞全文

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2025/03/21

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