最優秀卒業研究発表者賞受賞の丸山高輝さんに学長賞授与

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 工学部機械システム工学科4年の丸山高輝さんが、3月10日、学長賞を受賞しました。この賞は、工学部機械システム工学科が主催する「卒業研究優秀者発表会」において、最優秀卒業研究発表者賞を受賞したことを受けて贈られたものです。同発表会では、各ゼミの代表者が卒業研究の成果を発表し、その中から最も優秀な発表を行った学生が選ばれます。

 授与式では、梅村清英学長から表彰状が手渡され、丸山さんの努力と成果が称えられました。梅村学長は「卒業に向けて自ら花を咲かせました。工学部での学びを通して充実した大学生活を送られたことを嬉しく思います」と祝福の言葉を贈りました。

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 丸山さんは、橋本研究室に所属し、大学4年間でロボット技術の研究に取り組んできました。「大学に入学する前から、ロボットに関する研究がしたいと思っていました。実際に研究室でロボットを使った研究を行うことができ、非常に充実した大学生活を送ることができました」と語る丸山さん。その研究は、学会発表も行われるなど高く評価されています。

 中でも「お茶会ロボット」を使った研究では、ロボットの動きをよりスムーズかつ正確にするための改良を行い、生成AIを取り入れた新しい技術にも挑戦しました。橋本教授は「ロボット技術は先輩から後輩へ引き継がれるものですが、丸山さんはその役割をしっかり果たしながら、新しい技術にも果敢に挑戦しています」と語りました。

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 (写真左から)橋本学教授、丸山高輝さん、梅村清英学長

 今後は同大学の大学院に進学し、引き続き橋本研究室で研究を継続する予定です。丸山さんは、「卒業研究で培った論理的な思考力や研究への志をさらに深めていきたい」と意気込みを語ります。

 梅村学長は「卒業後も研究を通じて大いに活躍し、さらに成果を上げてください」と激励の言葉を送りました。

2025/03/13

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