2024年度体育会功労賞  『学術とスポーツの真剣味』を体現した学生を讃える

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 「体育会功労賞」の授賞式が3月10日、中京大学豊田キャンパスで開催されました。本式典では、2024年度の大会で優秀な成績を収めた体育会所属の15団体、および個人賞として92人が表彰されました。また、競技と学業を両立し、優秀な成績を修めた3人の学生にも「体育会長賞」、「体育会功労賞特別賞」が授与されました。

 団体部門で功労賞を受賞したスケート部。フィギュアスケート女子チームは全日本インカレで総合優勝を果たしました。また、国際大会においてもフィギュアスケート、ショートトラックの両種目男女ともに輝かしい活躍を見せました。学内にスケートリンクを有する強みを活かし、技術を磨き続けるスケート部は、2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックをはじめとする世界の舞台でのさらなる飛躍が期待されます。主将の河辺愛菜さん(スポーツ科学部3年)は、受賞した喜びを伝え、「来季もスケート部が活躍できるように精進する」と述べました。

 個人部門で功労賞を受賞した水泳部の神野ゆめさん(スポーツ科学部4年)。神野さんは2024年の全日本インカレにおいて、個人種目で金・銀メダル、リレー種目で金・銅メダルを獲得し、計4つのメダルを獲得。また、水泳部女子主将としてチームを牽引し、女子総合2位という結果に大きく貢献しました。さらに、日本代表「トビウオジャパン」にも選出され、世界の大舞台で実力を発揮しました。授与式でのスピーチでは、これまで支えてくれたコーチやチームメイト、関係者への感謝を述べるとともに、今後さらなる高みを目指していく決意を力強く語りました。神野さんは今年度卒業を迎え、新たなステージで競技人生をスタートさせます。学業、競技に引き続く取り組む神野さんに期待が高まります。

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会場内の様子

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感謝を述べる神野ゆめ選手

 「体育会長賞」は、競技活動と学業を両立し、優れた成績を修めた体育会所属の学生に贈られます。2024年度は以下の3人が受賞しました。

・陸上競技部 八木健輔さん(スポーツ科学部2年)

・ウエイトリフティング部 大矢佳奈さん(スポーツ科学部3年)

・陸上競技部 高橋好波さん(スポーツ科学部4年)

 大矢さんは、「体育会功労賞 特別賞」も併せて受賞しました。

 授賞式終了後は、祝賀会が開催されました。事前に学生及び教職員による投票が行われた「学生・教職員が選ぶ年間最優秀クラブ」について発表され、2024年第35回全日本大学アルティメット選手権大会で男女共に準優勝を果たしたアルティメット部が表彰されました。

 中京大学は『学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ』を建学の精神と掲げています。競技力の向上のみならず、学業との両立を重視しています。今回の授賞式は、文武両道を実践する学生たちの努力が讃えられる貴重な機会となりました。

 今後も多くの学生が競技・学業ともに成果を上げ、日本国内だけでなく、世界で活躍することが期待されます。

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取材

学生広報スタッフライト

文:酒井梨奈(総合政策学部3年)

2025/03/12

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