経済学部/中山惠子ゼミ トランスコスモス財団へ報告

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 経済学部の中山惠子ゼミは2月17日、公益財団法人トランスコスモス財団研究発表会を行いました。中京大学とトランスコスモス財団は、より良い社会の更なる発展向上に資することの一環として、大学生への奨学金給付事業に関する協定を締結しています。

 以下、学生からの活動報告です。

活動報告

 中山惠子ゼミでは、公益財団法人トランスコスモス財団から100万円の助成金をいただき、「グリーン電力証書の普及」をテーマに1年間研究を行いました。2月17日、研究成果を報告するための最終報告会を中京大学名古屋キャンパスで開催しました。公益財団法人トランスコスモス財団の名倉様、西嶋様、宮腰様、江口様、川上様をはじめ、本研究にご協力いただいた大学職員の皆さまをお招きし、講評を賜りました。

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 中山ゼミは環境問題への高い関心を背景に、再生可能エネルギーにより発電されたグリーン電力と、その電力に伴う付加価値に着目し、供給班・需要班・証書購入班に分かれ研究を行いました。

 供給班では、企業へのヒアリングを通して見えた現状と課題から「グリーン電力証書の供給事業者と購入企業を結ぶためのマッチングサービス」を、需要班では、社会人を対象としたアンケートの実施により見えた現状と問題から「カーボンニュートラルに向けた環境活動の周知」を、証書購入班では、実際にグリーン電力証書を購入したことによる購入者としての目線から「企業と連携した広報活動」を提言としてまとめました。

 今回の研究を通して、SDGsやカーボンニュートラルといった環境目標だけでなく、国内の環境問題に対する取り組みといった知識を深めることができました。1年という長期間にわたる研究を大人数で取り組む中で、情報共有不足による当事者意識の欠落と負担の偏り、進行の遅れなどの失敗も経験しました。これらの経験から、細かなコミュニケーションと計画を立て俯瞰して進行していく力の必要性を、身をもって実感しました。

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発表を振り返り、コメントを受ける学生たち

 最後となりますが、本研究はゼミ生の力だけでは成しえることはできませんでした。公益財団法人トランスコスモス財団様をはじめ、中山惠子教授、研究を進めるにあたり支えていただいた学長、中京大学職員の皆様に、ゼミ生一同感謝を申し上げます。

 そして、研究活動の中で多くの方にご協力いただきました。アンケートに協力していただいた職員、学生の皆様にも心より感謝申し上げます。

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茶道部員によるおもてなし

2025/03/10

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