工学研究科/布川智義さん優秀発表賞東海ファジィ研究会

 工学研究科の布川智義さん(加納政芳研究室所属、機械システム工学専攻1年)が2月16・17日、愛知県知多郡で開催された第57回東海ファジィ研究会で優秀発表賞を受賞しました。

 この研究会は、知能の解明・実現・応用に向けた科学的挑戦を目的とした日本知能情報ファジィ学会の東海支部が主催しており、東海地区だけでなく、関東や九州からの参加者も多く、活気のある研究会です。

 布川さんは、人にない能力をロボットが補うことで、人とロボットの共生空間のバランスが取れ、より良い結果を生み出せるのではないかという仮説に基づき、研究を進めています。お互いの長所や特性を補い合う関係性を「相補的関係性」といい、今回の発表では、布川さんは人とロボットが相補的関係性を築くためのバーチャル空間の構築について発表しました。

 本研究会での学生による発表31件の中から、最優秀発表賞1件、優秀発表賞3件が選ばれ、布川さんの研究発表はそのうちの1件に選出されました。

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布川さんのコメント 

 このたび、このような素晴らしい賞をいただくことができ、大変光栄に思います。本受賞は、ひとえに加納教授のご指導のおかげであり、心より感謝申し上げます。学会では、自分とは異なるさまざまな意見に触れることができたため、今回得た学びを活かし、今後の研究に一層取り組んでいきたいです。

2025/03/04

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