女子サッカー部/4年ぶりインカレ出場!初戦突破を目指す!

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 女子サッカー部は、9月から11月にかけて行われた東海予選を勝ち抜き、全日本大学女子サッカー選手権大会(以下インカレ)への出場を決めました。4年ぶりにインカレに出場する女子サッカー部の練習を学生広報スタッフ「ライト」が取材し、大家利之監督と主将の山口あずみ選手(スポーツ科学部4年)へインタビューしました。

チームの雰囲気

 今年の女子サッカー部の雰囲気について、山口選手は「サッカーが大好きな選手が多く、練習中も楽しさを感じながら真剣に取り組んでいます」と語ります。特に、チームの強さの要因として、メンバー間の競争が激しいことを挙げました。「Aチーム、Bチームの区別なく、どのメンバーが出ても同じレベルのプレーができる環境が整っており、誰もが一定以上のパフォーマンスを発揮できるのが強みです」と話し、「チーム内の激しい競争も楽しめている」と、競争の中でも仲間を尊重し、楽しむ雰囲気がチームの力となっていることを強調しました。練習でも、笑顔でウォーミングアップすることから始まり、終始楽しい雰囲気で行いながらも、最後はゲーム形式の実践練習でお互いを高め合っていました。練習後は和気あいあいと話す姿もあり、チームの仲の良さ、雰囲気の良さがとても印象的でした。

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東海予選を勝ち抜いた要因

 4年ぶりのインカレは決して簡単に出場を決めた訳ではなく、厳しい試合の連続でした。7チーム中2チームがインカレに進めるという東海地区予選。実力が拮抗しているこの予選を勝ち抜けた要因として、大家監督は「チームとしてまとまっていることが大きい。特に試合に出ていない選手たちが与えられた役割を果たしているのが大きい」と語ってくれました。今年のチームはメンバー争いが激化、地区予選もメンバーを入れ替えながら勝ち抜いてきました。「隣にいる人はライバル、メンバーが決まったら仲間」という大家監督の日頃の指導どおり、「メンバーに入れなくても自分にできることをする」それを選手全員が体現したからこそ、インカレ出場を決めることができたのだと感じました。

スタッフの貢献

 チームに貢献してきたのは選手だけではありません。10人のスタッフの存在も女子サッカー部の強みです。大家監督は「スタッフたちもチームの勝利やパフォーマンス向上のために、自分がどう貢献できるか考えて行動してくれている」とスタッフの存在に感謝していました。練習中も、ボール拾い、選手に水を渡したり、副審をしたりと、それぞれが献身的に行動するスタッフの姿がありました。自分の役割に加えて、その上で何ができるかを考え、目に見えない他の場面でも、チームに貢献しているスタッフの存在がチームの活躍を支えています。

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チームの目標

 チームのインカレの目標は「一回戦突破」です。中京大学としては4年ぶりのインカレ出場。選手全員にとっては初めてのインカレとなります。それについて山口選手は、「自分たちでつかみ取った初めての全国大会。大きな舞台でできることに感謝しつつ楽しみたい」と語り、「自分たちの実力を発揮すれば勝てない相手ではない。中京らしいプレーで勝ちたい」と意気込みを述べました。大家監督も「4年前に勝てなかった1回戦を突破し、1日でも長くこのチームでプレーしたい」とまずは初戦突破を目指します。

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 第33回全日本大学女子サッカー選手権大会は12月24日から開幕。1回戦は、12月24日、J-GREEN堺で吉備国際大学と戦います。「1試合でも長くこのチームでプレーしたい」その思いは選手もスタッフも同じです。「1試合でも長く」そのために、選手、スタッフに監督を加えた37人全員で、全国大会を戦います。

取材:学生広報スタッフ『ライト』

森下祐吉(法学部・4年)

森岡奈未(文学部・2年)

2025/01/06

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