国際交流ボランティアVOICEと中部国際空港セントレアがコラボイベントを開催!!
中京大学国際交流ボランティア団体VOICE(以下、VOICE)と中部国際空港(以下、セントレア)は、12月4日名古屋キャンパスで、「海外旅行に行きたがらないのはなぜ?」というテーマをグループで深掘りする交流イベントを開催しました。イベントには中京大学の留学生も参加し、海外経験が豊富な学生から、海外経験のない学生まで約30人の多種多様なメンバーが集まりました。
イベントは3つのグループに分かれてディスカッションする形式で行われ、若い世代の視点から、海外旅行への関心について率直な意見を出し合いました。それぞれ異なるテーマを設定し、活発な意見交換を経てセントレアの方々にむけて発表しました。
イベントに参加した柴原雄州さん(法学部4年)は、「留学生を含む多様な意見交換を通じて視野が広がった」とコメント。また、手嶋美月さん(国際学部4年)は、「本当に海外経験が必要かを考えたが、オンライン化が進む中でも、現地で体感することの重要性を再認識した」と語りました。
セントレアの担当者は、「学生から素直な意見を聞くことが目的であり、留学生や国内外の経験を持つ学生たちのおかげで、多角的な視点を得ることができた」と述べました。
また、「コロナ禍以降、大学と対面での交流イベントを実施するのは今回が初めてとのことだったこともあり、非常にいい経験になった」とし、「今後も学生たちと協力しながら、海外旅行の魅力を伝える取り組みを進めたい」と期待を寄せています。
本イベントは、海外志向が強いVOICEのメンバーにとっても、自身の経験を見つめ直す貴重な機会となりました。
当日の各チームの発表内容
1. 中部から福岡への移動手段:新幹線vs飛行機
新幹線と飛行機のメリット・デメリットを利用者が体感できる精神的な側面からだけでなく、時間やコストなどのデータに基づいて分析しました。セントレアの担当者からは、「多角的なアプローチが非常に興味深い」と評価されました。
2. 夏休みの旅行先:海外vs国内
海外旅行を通じて自国の魅力に気づく可能性に着目し、その重要性を提案しました。セントレアの担当者からは、「新たな視点に気づかされた」と高い評価を受けました。
3. 将来における海外経験の必要性
海外経験のメリットだけでなく、実際に経験したからこそ感じるデメリットも議論。VOICEのメンバーならではの実体験を生かした発表は、「これまでにない発想」としてセントレア担当者に驚きと感心を与えました。
取材:学生広報スタッフ「ライト」
文・写真:酒井梨奈(総合政策学部3年)