法学部/古川浩司ゼミ 国際関係の合同ゼミ実施

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 愛知県内の3大学(中京大学、愛知大学、愛知学院大学)で国際関係の研究をしているゼミ生がプレゼテーション発表を行う「愛知3大学国際関係ゼミナール」が11月30日、愛知大学名古屋キャンパスで開催されました。この合同ゼミには、愛知大学からは伊藤ゼミ(伊藤潤准教授)、愛知学院大学からは大澤ゼミ(大澤傑准教授)、中京大学からは法学部古川ゼミ(古川浩司教授)が参加しました。

 以下は、学生からの活動報告です。

活動報告  

 古川ゼミは「 日本の違法薬物対策」「死刑制度と国際関係」という2つのテーマで発表を行いました。私は「日本の違法薬物対策」のテーマを担当しました。本テーマを選択するにあたって、日本国内で薬物犯罪の検挙数が年々増加傾向にあるという事実を知り、日本でこうした薬物犯罪の現状をどのように改善していけるのかについて研究を進めました。その結果、日本における薬物犯罪で検挙されている人のほとんどが再犯者であり、その原因として日本での薬物犯罪への対応は依存症治療や社会的支援が乏しいことがわかりました。そこで、薬物犯罪を減らすためには従来の厳罰主義的な対応をとるのではなく、欧米・先進国の一部で採用されている「ドラッグコート(Drug Court) 」とう薬物犯罪者への依存症治療や社会福祉に重きを置いた政策を推進していくべきであると結論づけました。

 今回の合同ゼミを通じて、発表後の質疑応答において自分の意見を相手に伝えることの難しさを痛感し、メンバーと協力しながら共同研究を進める中で協調性を身に付けることができました。今回の活動は、自分自身の課題について向き合う上でとても良い機会でした。共同研究での経験を4年生の論文作成や就職活動に生かしていきたいです。

報告

竹川 真矢(法学部3年)

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 古川ゼミ発表の様子

2024/12/17

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