総合政策学部/今井良幸ゼミが日進ツアーズで稲作体験イベントを開催
総合政策学部の今井良幸ゼミは、地域の魅力を発信する「日進ツアーズ」において、稲作体験をテーマにしたイベントを10月12日に開催しました。このイベントは、NPO法人 Earth as Motherの協力を得て、子どもたちにお米の成長過程を楽しみながら学んでもらうことを目的としています。
「日進ツアーズ」は、地元の団体や事業者が参加し、市内全域を舞台に様々な体験プログラムを提供する体験型のイベントです。今井ゼミは、稲作の過程や田んぼの環境、生き物に触れることで、参加者が食に関する知識を深められるよう、工夫を凝らしたプログラムを企画・実施しました。イベントでは、参加者が田んぼの中を進むリアルすごろくが行われました。通常のすごろくとは異なり、参加者自身が駒になって進むこのイベントでは、すごろくのマスに書かれた稲作に関する説明や知識を遊びながら学ぶことができます。また、竹を切る体験やお米のお面作りといったアクティビティも実施され、子どもたちに大変好評でした。
参加者のアンケートでは、「毎日あたり前に食べているお米なので、そのお米のことを詳しく学べたのがよかったです」や「実際の田んぼの中でのイベントで、とても楽しかったです」といった声が寄せられました。すごろくのマスのイベントとして設定されている「竹わり」も特に好評でした。
今井良幸ゼミの学生たちは、地域社会との連携を通じて農業の重要性を広く発信することを目指しています。今回の取り組みは、子育て世代を対象にした楽しい学びの場を提供することで、農業に対する理解を深め、持続可能な農業に対する関心を高めることが狙いです。
学生のコメント
子どもたちが飽きずに学べるように、クイズを取り入れたり、実際に竹を切る体験を用意したり、様々な工夫を重ねました。NPO法人Earth as Mother様のご協力のもと、無事にイベントを開催することができました。参加されたご家族からは「お米について理解が深まり今後に活かしたい」といった嬉しい声を数多くいただき、企画の目的が達成できたと感じています。
3年 田中那侑
昨年にはなかったお米のお面作りなど、試行錯誤を重ねました。当日、子どもたちが夢中になって自分だけのお米のお面を作っている姿を見て、このアイデアを出して本当に良かったと感じました。また、天候にも恵まれ、無事にイベントを成功させることができました。子どもたちだけでなく、親御さんからも「楽しかった」「すごいね」とお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。この数ヶ月間、仲間と共に企画に取り組んできたことで、達成感やチームワークも身に付きました。
3年 都築凜花