2024年景気シンポジウム「日本経済の現状と展望」開催
中京大学と中部経済同友会が共催する景気シンポジウム「日本経済の現状と展望」が12月3日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、514人が訪れました。本シンポジウムは、中京大学公開講座経済・経営シリーズとして開催されており、日本経済の展望について、産官学それぞれの専門家たちによる見解が論じられるものです。司会は学生広報スタッフ「ライト」の青山未夢さん(文学部3年)が務めました。
開会にあたり、梅村清英学長が公開講座の歴史について振り返りつつ挨拶。次に、中部経済同友会・教育を考え行動する委員会の九鬼綾子委員長が、パネリストの皆さんを紹介しました。
コーディネーターを務めたのは、内田俊宏・梅村学園常任理事・中京大学経済学部客員教授です。壇上には寺村英信氏(経済産業省 中部経済産業局長)、佐橋宏隆氏(STATION Ai株式会社 代表取締役社長兼CEO)、そして加藤博氏(中部経済同友会代表幹事、ノリタケ株式会社代表取締役会長)と、3人のパネリストが登壇しました。
パネリストを紹介する内田俊宏常任理事
今回のシンポジウムでは、2025年1月に就任予定のアメリカトランプ大統領の経済政策をはじめ、マクロの世界経済、日本経済の動きと展望、スタートアップを取り巻く環境について、さらにセミマクロの視点での、企業や消費の動き、スタートアップの具体的なオープンイノベーションについて、それぞれの立場から意見が述べられました。
世界経済におけるトランプ政権の影響を述べる寺村局長
スタートアップ支援について述べる佐橋CEO
日本経済の方向性について述べる加藤代表幹事
経済についてそれぞれの専門分野からの鋭い意見が聞かれる一方、ときおりユーモアを交えつつ和やかなムードでシンポジウムは進み、活発に意見交換されました。
司会を務めた青山さん
専門家の意見をメモする参加者