男子バレー部 /強豪、筑波大学に敗戦も手応え掴む!!

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 川崎とどろきアリーナで11月26日に開催された、第77回 秩父宮賜杯全日本バレーボール大学選手権大会(以下、全日本インカレ)の1回戦に男子バレーボール部が出場しました。初戦は関東1部リーグの強豪校、筑波大学との戦いとなりストレート負けを喫しました。

 第1セットは21-25 (中京大学-筑波大学)、第2セットは20-25と前回王者に対して、得点を取られたらすぐに取り返す、互角の戦いを繰り広げていました。第3セットでは連続失点で一時は8点差と大きく点差をつけられ非常に苦しい展開となりましたが、中京大学も喰らいつき18-25で試合を終えました。

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 山田陽平選手(スポーツ科学部4年)

 試合後、主将の山田陽平選手(スポーツ科学部4年)は、「対戦相手の筑波大学が昨年度の優勝チームということもあり、中京大学の特徴である「徐々に上げていくスタイル」ではなく最初からギアを上げて戦わなければいけなかったが、結果、出し切ることができなかった」と悔しさを滲ませました。しかし、「前半に互角の戦いができ、相手の高いブロックに対しても動じず、「もう一回、もう一回」という言葉をかけ続け、何度も、何度もカバーし打ち続けることができた」と振り返りました。

 青山繁監督は、「ポイントごとに反省すべき点はたくさんある」と悔しさを滲ませながらも、前回王者に対していい勝負ができるようになってきていると手応えを感じているようにも伺えました。試合には敗れたものの中京大学のレベルが上がってきているという感触を得られた貴重な一戦となりました。

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 平野千尋選手(スポーツ科学部4年)

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 全日本インカレは敗退となりますが、男子バレーボール部は、12月12日にAsueアリーナ大阪にて開催される令和6年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドの一戦が控えています。この大会は日本のトップリーグであるSVリーグも参加する大きな試合です。初戦は、Vリーグの『フラーゴラッド鹿児島』と対戦します。今回の全日本インカレでの悔しさを糧にどれだけ修正し、進化できるか注目です。

取材:学生広報スタッフ「ライト」

文:酒井梨奈(総合政策学部3年)

2024/12/05

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