経営学部/峯岸信哉ゼミ「守口漬」を用いたメニュー2種類販売
犬山城下町内の直売店舗「香味茶寮 壽俵屋 犬山井上邸」
峯岸信哉教授(経営学部)の2年ゼミの有志5人は、株式会社扶桑守口食品との連携活動として、伝統の漬物「守口漬」を用いたメニューを開発しました。犬山城下町の様子やどのような客層が来るのかなどを事前に調べ、その上で現地担当者から漬物の歴史や製造方法を学び、漬物を使ったメニュー5品を提案しました。
このうち2品が見事採用となり、犬山城下町内にある直売店舗「香味茶寮 壽俵屋 犬山井上邸」にて、以下の日程で販売されることになりました。
販売期間:
11月29日(金)~12月5日(木)
・出汁巻き卵
・焼き餃子定食
観光で犬山に行く際には、ぜひご賞味ください。
出汁巻き卵
餃子定食
春休みには別チームがメニュー開発に取り組みます。こちらもご期待ください
学生のコメント(考案メニュー名)
Y.U.さん(守口漬ゼッポリーニ)
初めはどんな商品にしようと考えていましたが、アイデアがたくさん浮かび取り組むことができました。商品を考える上でターゲットを決め、販売方法の詳細やPRの仕方まで一連の流れを考えることで商品そのものに愛着が湧き、細部までこだわりたいと楽しく考案することができました。一から商品開発に携わることができる機会はなかなかないため、貴重な経験ができてよかったです。
A.S.さん(守口ギョーザ)
犬山城下町では、観光客や食べ歩きで立ち寄る方がターゲットとなるため、個包装の商品が多く陳列していました。店舗で消費者の需要を把握し、少しでも手に取ってもらえるチャンスを増やすことはとても大切だと感じました。また、手に取ってもらうため、見た目に気を配ったり提供方法を考えて簡易的な入れ物を作ったりなど、インスタ映えも考えつつ作っていくのが難しかったです。授業とは違った経験を積むことができ有意義でした。
H.T..さん(守口漬カスタード春巻)
メニュー開発から実際の販売まで、当初考案したメニューが思い通りの形にならず、試作を繰り返すなど、苦悩することがありました。最終日のプレゼンテーションでは、開発したメニューのコンセプトや、お客さんにどういったシーンで食べてもらうかなど、社員の皆さんに伝えることができました。不安もありましたが、無事にやり遂げられて達成感でいっぱいです。
K.T.さん(守口漬け餃子)
企業の方から営業の話を聞くことができ、これから社会で働く上で多くの学びになりました。最後の新商品開発のプレゼンでは多くの指摘をいただき、商品開発の難しさを実感しました。今回の取り組みを通して、商品を開発し販売するという、価値ある学びを得ることができました。
H.F.さん(お出汁の香る守口だし巻き)
守口漬けの製造過程や歴史を学び、実際に味わうことでその魅力を深く理解できました。守口漬けの工場見学は初めての経験でとても面白かったです。また、レシピを考案し企業の方々に対する発表では、普段味わうことのない緊張感がありました。創造力やプレゼンテーション力を磨く貴重な機会となりました。