講演と朗読のつどい「永瀬清子と愛知県第一高等女学校高等科」
朗読をする本学の文学部アクティブ・ラーニング研究会の皆さん、愛知県立明和高等学校の生徒のみなさん
本学の文学部アクティブ・ラーニング研究会主催、「講演と朗読のつどい 永瀬清子と愛知県第一高等女学校高等科」が10月14日(月・祝)、文化のみち二葉館1階大広間にて行われました。
第一部には、講師白根直子氏(赤磐市教育委員会学芸員)による講演「詩人・永瀬清子誕生 愛知県第一高等女学校高等科のころ」が開かれました。永瀬清子の当時の想いや辿ってきた歴史を詳しく話され、観客の皆様も真剣に話を聞いていました。
第二部は、朗読会が開かれました。アクティブ・ラーニング研究会の皆さんと、愛知県立明和高等学校の生徒の皆さんによる朗読と、石田麻利子氏(朗読家)による詩の朗読の二本立てでした。アクティブ・ラーニング研究会の皆さんは、この日のために何度も練習を重ねてきました。当日は、観客の皆さんを作品の世界観に引き込ませる見事な朗読でした。
--今回の朗読会はいかがでしたか?
アクティブ・ラーニング研究会のメンバーである政井ももかさんは、満面の笑みで答えてくれました。
写真の中央、朗読の打ち合わせをする政井ももかさん
「メンバーと頑張って練習してきたので、お客さんの前でしっかり披露できたらと思っていましたが、始まる前は緊張しました。」
また、今回の朗読会について朗読メンバーは、「ミスもなく、完璧だったと思います。」と満足げに答えてくれました。
--アクティブ・ラーニング研究会の皆様の練習の様子はいかがでしたか?
朗読の指導を行った石田麻利子氏(朗読家)は、嬉しそうに答えてくれました。
朗読をされる石田麻利子氏(朗読家)
「吸収力がすごく、本当に素直な気持ちで感じ、そして、熱心に、真摯に取り組み自分のものにしてくださっていて、嬉しい気持ちになりました。」
--アクティブ・ラーニング研究会の生徒の頑張りはいかがでしたか?
研究会の顧問である小塩卓哉客員教授は、イベントを終えて、
写真の中央、質問に答える小塩卓哉客員教授
「入場料をいただいている中で、専門の方にどこまで満足していただけるか試行錯誤してくれました。出演するだけではなく、運営の準備もしてくれました。良くやれたのではないかと思います。」
--今回の朗読会での苦労はありましたか?
アクティブ・ラーニング研究会のリーダーである加藤桃花さんは安堵の表情を浮かべながら、答えてくれました。
司会をする加藤桃花さん
「私は今回のイベントで中心メンバーではなく、陰から支える感じでしたが、中心メンバーの中でイベントの内容がきちんと共有できているのかや、朗読はしっかり練習できているのかなど、外野からのサポートはとても大変でした。」
加えて、朗読会の感想としては、「(朗読メンバーが)頑張ってくれたため、すごく安心しました。本当に良かったです。」と答えてくれました。
アクティブ・ラーニング研究会の皆さんによる朗読会は成功を収めました。研究会の皆さんの活動と挑戦は、今回のイベントだけに留まりません。JICA横浜海外移住資料館や本校中京大学での活動も予定しております。アクティブ・ラーニング研究会の活躍に今後もますます目が離せません。
取材:学生広報スタッフ「ライト」
文・写真 :谷髙 彩音 (文学部4年)、梶川 博司(経済学部3年)