キャリア支援課主催の卒業生イベント「Chukyo Career School」&「卒業生による就活アドバイス会」開催

 キャリア支援課主催の就職活動支援イベント「Chukyo Career School」(1、2年生対象の特別講義と相談会)及び「卒業生による就活アドバイス会」(3年生対象の相談会)が11月9日に同時開催され、総勢173人の学生、23人の卒業生が参加しました。

 「Chukyo Career School」では、株式会社リクルートの近藤萩月氏を講師に招き、就職活動の基礎や、自分の「軸」を定める必要性とその方法についての特別講演が行われました。近藤氏は「自分らしく働くために大切なことは、自分理解と企業理解」であると話し、自分が何を大切にしたいのかという「軸」を持つことの重要性を説明していただきました。学生たちは個人ワークで「自分自身がどんなときにモチベーションが上下するか」を書き出し、その経験を棚卸しすることで、客観的に自分を理解しながら「軸」を導き出していました。

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 就職活動における「軸」の重要性を伝える近藤氏

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 特別講演に集まる学生たち

 両イベント共通の卒業生との相談会コーナーでは、さまざまな業界・企業で働く、就職4年目〜18年目までの卒業生23人が相談ブースを構えました。1・2年生からは、「プライベートな時間はどれくらいあるか」「同期や上司はどんな方が多いか」など働き方に関する質問や、「学生時代に就職を意識してやっていたことは」など、多くの質問が挙がりました。卒業生は自らの経験を振り返りながら「低学年次は、資格取得やアルバイト、部活動の参加など、自分のアピール要素を準備しておくのがおすすめ」「今のうちに、幅広い企業のインターンシップに参加しておいてください。愛知だけでなく東京・大阪でも参加することで、全国の学生と切磋琢磨できます」などと回答していました。また多くの卒業生は「低学年次はひとつの業界に絞らず、多くの業界を見たほうが良い」というアドバイスを参加した学生に送りました。すでに就職活動が佳境に入っている3年生からは、SPIや面接対策、働く上で必要なスキルについてなど、より具体的な質問が挙がっていました。

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 多岐にわたる学生の質問に応じる卒業生

 はじめは緊張の色が見えた参加者ですが、先輩後輩ならではの和やかな雰囲気のなか、企業選びや就職活動だけでなく、将来のキャリア形成など積極的に質問していました。イベントを通して、就職活動への意識がより高まっている様子でした。

2024/11/20

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