総合政策学部・桑原ゼミ、法学部・京ゼミ
愛知・三重・静岡・京都の8大学9ゼミで合同ゼミを実施

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 総合政策学部・桑原ゼミ(桑原英明教授)と法学部・京ゼミ(京俊介教授)は、6月29日、8大学9ゼミの計93人で合同ゼミを行いました。参加大学・ゼミは、愛知大学法学部・加藤ゼミ、愛知学院大学法学部・林ゼミ、椙山女学園大学現代マネジメント学部・高ゼミ、同志社大学政策学部・入江ゼミ、浜松学院大学現代コミュニケーション学部・伊藤ゼミ、三重大学人文学部・須川ゼミ、名城大学法学部・髙松ゼミでした。

 この合同ゼミは2013年から始まり、コロナ禍のため中止となってしまった2020年を除いて今年で11回目。元々は愛知県内の大学の行政学系のゼミの参加により行われていましたが、静岡県・京都府・三重県の大学が加わるようになり、広範囲にわたる地域の大学の学生が参加する催しとなりました。今年度は愛知大学名古屋キャンパスにて実施されました。

 毎年、共通のテーマが設定され、今年のテーマは「観光」。インバウンドによる経済効果やオーバーツーリズムなどその功罪ばかりがしばしば議論されますが、これまでの官民の取り組みについて、より詳細に、より多角的に検証する必要がある領域です。参加する各班はこのテーマに関する5冊の新書から1つを課題として選択。各ゼミが課題ごとにいくつかの班に分かれて、異なるゼミから3つの班が集まり1チームを組みました。午前から行われた分科会でチームごとに意見をまとめ、午後、2つのグループに分かれて予選の発表会を行い、その後予選を勝ち抜いた2チームが決勝で発表を行いました。教員と学生による投票により、最優秀報告チームが選ばれました。

コメント 

 観光という共通テーマについての政策提言で同じものは二つとしてありませんでした。分科会での準備や全体セッションを通じて多種多様な視点や発想に触れることができ、とても貴重な機会でした。見やすく目を引くスライドのデザインや、政策提言の説得力が増す発表の構成、質疑応答での鋭い切り込み方など、8大学もの学生が集まる合同ゼミだからこそ得られる数多くの学びを得ることができました。今回の合同ゼミで学んだことや反省を今後のゼミ活動に生かし、より成長した姿で秋学期に行われる愛知学院大学法学部の林ゼミとの合同ゼミに臨みたいと思います。

法学部3年 山川そよか

 今回の合同ゼミでは、他大学の学生との交流や発表、事前準備において、多くの学びや経験を得ることができました。グループ討議では、他大学の学生との意見交換により、幅広い視点からの政策提案を行うことができました。意見交換する中で、同じ班の仲間と仲を深めることができ、非常に良い雰囲気で発表会に臨むことができたからこそ、優勝チームに選出されたと考えています。また、他チームの発表を見る中で、スライドの見せ方や書き方、発表の仕方など、多くのことを吸収することができました。合同ゼミで得た課題や経験をこれからのゼミ活動に活かし、今後の自分自身の成長に繋げたいと思います。

総合政策学部3年 安士ほのか

2024/11/12

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