建部智美さん(心理学研究科博士課程1年生)
日本質的心理学会の国際フロンティア奨励賞を受賞

 日本質的心理学会の国際フロンティア奨励賞が発表され、建部智美さん(心理学研究科博士課程1年生)が同賞を受賞しました。10月19日、20日に日本質的心理学会第21回大会が成城大学で開催され、賞状が授与されました。

 国際フロンティア奨励賞は、40歳未満または博士後期課程に在籍している若手研究者の国際発信や国際研究を奨励するため、設置された学会賞です。建部さんは、認知症の人の介護者の喪失とグリーフに関する心理学的研究を行っています。

研究内容

 題目:Feelings of Grief and Loss among Caregivers of People with Dementia in Japan

 内容:認知症の人の介護者が経験する喪失とグリーフについて量的研究を踏まえて質的研究を行ったものです。特に介護中から死別後にかけて、介護者がどのような喪失とグリーフを経験し、介護対象者/故人との関係を意味づけているかを、半構造化インタビューを通じて検討しています。

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 笑顔を見せる建部智美さん

2024/11/11

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