ライト取材/交換留学生が日本で就活 日米の架け橋に
来年4月に日本で就職するクリストファー・フォード・ルベルさんは、アメリカのクレムソン大学からの交換留学生として昨年9月に来日。中京大学で学業に励む傍ら就職活動を続けてきました。クレムソン大学で日本語を専攻しているルベルさんは、日本の文化や習慣を学ぶため関東や関西に移動しやすい名古屋に位置する中京大学への留学を決定。留学生活を通して「日本で働きたい!」という気持ちが高まり日本国内で就職活動を開始しました。
ルベルさんは就職活動を行う上で中京大学の3つのサポートが役立ったと話します。1つ目は「ビジネス日本語」の授業です。この授業では敬語や日本のビジネスマナーについて学習することができます。ルベルさんはこの授業を通して、企業の方との話し方や名刺交換の方法など、日本独自の実践的なコミュニケーションを身に付けました。2つ目はキャリア支援課によるサポートです。エントリーシートの添削では、「謙虚な性格が表れているため自身の魅力をよりアピールした方が良い」というアドバイスを受け内容をブラッシュアップ。面接指導では、入退場の練習や想定質問に対する回答の準備を入念に行いました。3つ目はグローバル教育センター(GEC)で仲良くなった友人との交流です。GECではVOICE(国際交流ボランティア)によるイベントが定期的に開催されており、ルベルさんはそれらの交流を通して繋がった中京大生や他国からの留学生と就職活動に関する情報交換や面接の練習を行い、対策を重ねました。これらのサポートもあり、ルベルさんは日本の建設・貿易関連の企業をはじめ、複数社より内定を獲得することができました。彼の今後のビジョンは日本とアメリカの繋がりをより強くする架け橋となることです。
ルベルさんは、日本での就職を考えている後輩に向けて「就職活動は大変だけど、意志を持って行動すれば大丈夫!」という力強いメッセージを残しました。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
記事:手嶋美月(国際学部4年)