現代社会学部×ツーリズムとよた 松平郷竹あかりイベント

 10月20日、秋冷の季節となった松平郷で、現代社会学部の中田雅美准教授と真鍋公希講師のゼミ学生28人が「天下泰平の竹あかり」イベントに向けた竹灯籠制作に取り組みました。

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 今年から一般社団法人ツーリズムとよたと連携した本学ゼミナール。11月に愛知県豊田市松平郷で催されるイベントに向けて準備を進めています。竹灯籠制作では、松平郷天下泰平の竹あかり実行委員会や松平郷手筒保存会に所属されている地域住民の方とともに、竹の加工を行いました。

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 春の権現祭で奉納される手筒花火にも用いられている地元の竹を使用して、輪切り竹や竹灯籠といった2種類の灯籠にデザインを施しました。竹1本に対して制作できる竹灯籠は8基ほどで、11月のイベントでは約1000基もの灯籠が郷一体を彩ります。

 制作に参加した学生は、「今回の竹灯籠制作では、私たちが考案したデザインや配置案を元に竹を加工しています。灯籠づくりの経験はなかったため、実際に制作を始めるまでは難しそうだという印象がありましたが、地域住民の方の助けをお借りして無事制作を終えることができました。また、竹にデザインを掘る作業は非常に楽しく、時間が経つのも忘れるほどでした。」と笑顔で語ってくれました。

 制作された竹灯籠には、本学の指定強化クラブ「CHUKYO 6 SPORTS」をイメージしたデザインなど中京大学らしさを感じる作品も。別日程で制作されている松平地区地域の方の竹灯籠も意匠を凝らした作品ばかりで、当日のライトアップが楽しみです。

 9月から開始された連携プロジェクトも終盤に差し掛かり、2・3年生を中心としたグループワークで考案した内容が形になってきています。

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 11月16日、17日に開催される松平郷「天下泰平の竹あかり」では、安寧の世を願い集落一体に竹あかりを灯します。ぜひ、松平郷へ足を運んでみてください。

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●取材:文・写真 学生広報スタッフ「ライト」
内田彩巴(現代社会学部3年)
吉村早姫奈(現代社会学部3年)
伊藤夏海(現代社会学部2年)

2024/10/25

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