総合政策学部弘中史子ゼミ プトラ大学と初の対面学術交流を実施

20241023Rhironaka-3.jpg

 総合政策学部の弘中史子教授のゼミ生は10月11日、マレーシアのプトラ大学と学術交流を実施しました。弘中ゼミは企業の経営戦略を研究しており、グローバル化が進む中で日本企業の戦略の工夫を事例とともに学んでいます。

 今回の交流は、弘中教授の共同研究の繋がりから実現しました。プログラムはすべて英語で進行。7月ごろからオンラインで交流を続け、今回初めて対面での交流となりました。名古屋名物の天むすを食べながら、日本やマレーシアの文化を紹介し合いました。弘中ゼミの学生たちは、マレーシアの文化やプトラ大学について真剣に聞き入っていました。キャンパスツアーも実施され、学生たちは英語でキャンパスを紹介し交流の幅を広げました。

 この学術交流は、学生たちにとってグローバルな視点と異文化理解を深める貴重な機会となりました。

20241023Rhironaka-5.jpg20241023Rhironaka-2.jpg

 互いの文化を発表しあう学生たち

コメント

 マレーシアの学生との対面交流は今回が初めてで、7月に行ったオンライン交流とは違った楽しさと難しさがありました。対面でのコミュニケーションでは、ジェスチャーや表情が伝わりやすく、会話をより楽しむことができました。ただ、自分の英語が上手く伝わらない場面もあり、異なるニュアンスで受け取られることもありました。それでも、お互いの文化や大学について理解を深める貴重な時間となりました。

4年 阿部 有貴

 日本でのマレーシア人との国際交流はとても貴重な経験でした。文化や言語の違いを超えて、友好的な関係を築くことができ、彼らの積極的な姿勢に感銘を受けました。また、彼らの考え方や価値観を知り、自分の視野を広げることができました。この交流を通じて、国際的な視点やコミュニケーション能力を向上させることができました。

4年 鈴村 織葉

 この交流を通じて、異文化理解の大切さと新たな視点を学びました。宗教によっては食文化に配慮する必要があることを学び、文化や宗教の違いに対する理解の重要性を感じました。一方で、日本のアニメについて国境を越えて話し合える共通点があり、親近感を抱きました。互いに自国のお菓子などを交換し、異なる文化に触れられたことも印象的でした。

3年 入江 栞央

 以前にオンラインでの交流もありましたが、今回は対面ということで不安でした。しかし、実際に会って話すことでより密接にコミュニケーションを取ることができました。現地の人と交流できたことはとても楽しかったです。他国の文化について知るだけでなく、現地の人の意見を聞くことができたのはとても貴重な経験だと感じました。

2年 石田 陽穂菜

 私は今まで国際交流をしたことがなく、初めての経験でした。実際にマレーシアの学生たちと英語や翻訳機、ジェスチャーを使って会話をしました。マレーシアの多くの学生は、勉強に注力するため、長期休暇にアルバイトをするそうです。宗教や文化の違いから、食事や生活スタイルの違いを肌で感じることができ、貴重な経験となりました。

2年 角皆 壮一

2024/10/25

  • 記事を共有