公務員業務説明会 卒業生が仕事のやりがいを伝える

20241005koumuin-1.jpg

 資格センター主催「卒業生による公務員業務説明会」が10月5日、名古屋キャンパスで開催されました。地方自治体で働く本学卒業生6人が登壇し、業務内容と仕事のやりがいを伝えました。公務員講座を受講している3年生約100人が参加し、公務員として働くことを意識する時間を過ごしました。

 地方自治体で働く公務員は、3年程度で所属部署を異動しキャリアを形成するのが通例。今回参加した卒業生も3~4部署を経験している方が多く登壇しました。

 安城市に勤める宗本さんは、納税に関する業務に携わっていた際に「相手の立場や環境を考慮して、丁寧なコミュニケーションをとるよう心掛けています」と説明しました。さらに、自身が学生時代にボランティア活動やアルバイトなど様々なことにチャレンジしていたことを紹介。「学生時代は興味を持ったことにどんどんチャレンジすることが大切です。それが自信に繋がります」と伝えました。

 蟹江町に勤める牧野さんは、現在所属しているふるさと振興課での業務について「観光を促進する業務には正解がなく苦戦することがあります。しかし、自分がやりたいと思ったことを実現して町が賑わう姿を見たときにやりがいを感じます」と笑顔を見せました。

 学生から「出身でない自治体を志望するときに、志望理由をどのように伝えれば良いか」と質問が挙がると、卒業生らは「志望理由が素晴らしいから採用される、ということはない」「自治体のことをよく調べ、自分が何に貢献できるのか熱意を持って伝えることが大切」と話しました。

20241005koumuin-6.jpg20241005koumuin-8.jpg

 携わってきた業務を説明する牧野さん(左)、加納さん(右)

20241005koumuin-3.jpg20241005koumuin-4.jpg

20241005koumuin-5.jpg20241005koumuin-9.jpg

 集中して聴講する学生と質疑応答の様子

▶参加した卒業生(発表順)
・愛知県 教育委員会総務課 本多美奈さん(2015年度法学部卒)

・安城市 福祉部国保年金課 宗本明香里さん(2018年度総合政策学部卒 )

・蟹江町 政策推進室ふるさと振興課 牧野楓さん(2017年度国際英語学部卒)

・瀬戸市 健康福祉部社会福祉課 加納康平さん(2016年度法学部卒)

・瀬戸市 消防本部予防課 日向愛理さん(2015年度スポーツ科学部卒)

・愛知県 議会事務局調査課 菅原圭太さん(2011年度法学部卒)

2024/10/07

  • 記事を共有