アクティブ・ラーニング研究会、2024年度チャレンジ奨励金プロジェクトに再挑戦

 2024年度の中京大学チャレンジ奨励金プロジェクトが動き始めました。中京大学チャレンジ奨励金は、学生のチャレンジに奨励金を給付し、学生の挑戦を応援することを目的とした制度です。  

 今回は、優秀賞を受賞した経験のあるアクティブ・ラーニング研究会の2024年の新たな挑戦を追いかけます。

 7月22日、同研究会代表の加藤桃花さん(文学部3年)と、メンバーの政井ももかさん(文学部3年)にお話を伺い、活動に懸ける想いや今後の挑戦について語っていただきました。

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 (写真左から)加藤桃花さん、政井ももかさん

 アクティブ・ラーニングとは、「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称」を指します。このアクティブ・ラーニング研究会は、教員を志望している文学部生で構成されており、模擬授業や勉強会を通じて、アクティブ・ラーニングへの理解を深め、教える技術の向上を目指しています。特に1年次から授業実践を積むことができる点が特徴です。

 同研究会は2021年に結成され、2022年にチャレンジ奨励金プロジェクトで優秀賞を受賞しました。1年間の準備期間を経て、2024年のチャレンジ奨励金プロジェクトに再挑戦します。メンバーも代替わりし、新たな挑戦に向けて心機一転しています。

 2024年度の挑戦の目的は、アクティブ・ラーニングを通じて人と人との輪を広げることです。短歌や詩、小説の授業実践及びイベントを、JICA横浜海外移住資料館や津島高校、文化のみち二葉館で行い、アクティブ・ラーニングを広める過程で自身も成長を目指しています。模擬授業に向けては、朗読家の先生や現地の先生方、顧問の小塩卓哉客員教授(文学部)からの指導のもと、日々邁進しています。中京大学においても、秋から冬頃に生徒が主体的に学ぶ詩の公開授業を行う予定です。アクティブ・ラーニング研究会の今後の挑戦にぜひご注目ください。

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取材 学生広報スタッフ「ライト」

文・写真


谷髙 彩音 (文学部4年)

梶川 博司(経済学部3年)

2024/08/06

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