2024年度入学式 3,443人が新生活をスタート
新入生らを祝福するかのように清々しく晴れた4月4日、 Niterra 日本特殊陶業市民会館(フォレストホール) で中京大学2024年度入学式が行われ、学部生3,331人 、大学院生112人が喜びの日を迎えました。新入生とその家族らでにぎわい、会場ではあちこちで記念撮影をする姿がみられました。
梅村清英学長は式辞で、「社会では多様性の尊重が叫ばれていますが、出身地も考え方も趣味嗜好もそれぞれに違った、多種多様な人が集まっているのが大学のキャンパスです。異なった価値観を持つ人とも交遊を深め、積極的に視野を広げていってください」と述べました。生成AIや緊迫した世界情勢にも言及。情報の精査と物事を多角的な視点で捉えることの大切さを説くとともに、「皆さんの可能性はあらゆる方向に広がっています。中京大学の教職員は、皆さんの挑戦を全力で支援していきます」と笑顔で語りました。
新入生へエールを送る梅村学長
学長の式辞をうけ、新入生代表がそれぞれ宣誓。それぞれ大学生活で成し遂げたい目標や決意を語りました。
式典終了後は中京大学文化会、体育会のクラブ活動の紹介ムービーが流れ、新入生たちはこれから始まるキャンパスライフに思いを馳せている様子でした。ステージでは、吹奏楽団とチアリーディング部EAGLESがコラボレーションした特別パフォーマンスが披露され、華やかな演奏とダイナミックな演技に新入生からは惜しみない拍手が送られました。
各部での学生代表宣誓 ※一部抜粋
第一部代表・安藤菜緒さん(国際学部)
世界にはさまざまな問題があります。これからの未来を創造していく私たちに求められるのは、世界まで視野を広げ、現状を知り、問題解決の糸口を探っていく力だと考えます。変化する国際情勢にどう対応していくべきなのか、遠く離れた地で奮闘する人々に自分がどのような形で貢献できるのかを検討していくなかで、従来の考え方が通用しなくなるかもしれません。そんな中、自由で広範な大学での学びの場を最大限に活用した私たちならば、新鮮でかつこれまでにない新たな発想で、世界を少しでも良い方向に変えていけると信じています。
第二部代表・川口奏人さん(スポーツ科学部)
中京大学の建学の精神である「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」という言葉を胸に刻み、「個人としても、家庭人としても、社会人としても、国民としても、世界人類の一人としても、まことに望ましい人間である」。私たちはそうした人間に少しでも近づく努力をしていきます。また、本年は中京大学開学70周年を迎える節目の年です。このような記念すべき年に入学することに、私たちは誇りと責任を感じ、ふさわしいものになるために、私たちはより多くの努力を重ねていきます。