出口舞さん、日田晴登さんが研究を発表
第28回日本体力医学会東海地方学術集会

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 出口舞さん(総合政策学部3年)と日田晴登さん(心理学部3年)は3月16日、第28回日本体力医学会東海地方学術集会にて研究発表を行いました。同学会は、分子生物学から疫学までさまざまな手法を駆使し公衆衛生を通じた国民の健康、医療における身体活動・運動の重要性、また競技スポーツを通じて人類の可能性を究める取り組みを支えることを目的にしています。
 今回、2人が発表した演題は、出口さん「前日の高脂肪食摂取が翌日の血圧や血管硬化度、エネルギー代謝に与える影響」、日田さん「前日の高脂肪食摂取が翌日の主観的心理指標および筋パワー発揮に及ぼす影響」です。これは「発展ゼミⅡ(健康科学)」(担当:森嶋琢真准教授(教養教育研究院))の授業で行った実験の成果をまとめたものです。出口さんは前日に高脂肪食を摂取すると翌日には収縮期血圧が上昇すること(高血圧のリスクが高まること)、日田さんは前日に高脂肪食を摂取するとその日の睡眠の質が悪くなったり、翌日の気分や体調が悪化すること(うつ病や認知症のリスクが高まること)を報告しました。
 学会発表は通常、大学院生以上が行うものであり、学部3年生での学会発表は極めて稀です。学生たちは、発表も質疑応答も堂々と行っており、他大学の先生方からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

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(写真左から)日田さん、出口さん

2024/03/18

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