【アメフト部】EAGLES CLINIC 次世代へ技術を繋ぐ

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 アメリカンフットボール部は3月9日、「EAGLES CLINIC」を実施しました。EAGLES CLINICは、県内外の高校生を対象にアメフト部の学生が技術を指導するイベントです。アメリカンフットボールは、怪我のリスクが課題とされる一方で、国内における指導者の不足も深刻な問題となっています。特に高校レベルでは、この指導者不足が顕著であり、コロナの影響が追い打ちをかける形で、県内の高校では多くのアメフト部の活動存続が問われています。そこで、次世代の選手たちに、アメリカンフットボールの正しい知識と技術を伝えることを目的として、同イベントが開催されました。

 熱い気持ちを持った中学生・高校生約60人が県内外から集まり、アメフト部の学生たちはポジション別に丁寧に指導しました。また、選手だけでなく、マネージャーやトレーナーを務める大学生も参加し、高校生たちにテーピングの方法を教えていました。大学生の熱意ある指導と参加した中高生の気勢で、活気に満ちあふれたた時間となりました。

 参加した高校生からは、「普段あまり意識していない基礎的なプレーやスキルが、実はとても大切だということが分かりました」「明るい先輩たちがいて楽しくできました」「足運びなど、普段聞けない細かい技術を分かりやすく指導をしてもらいました」といった声が聞かれました。高校生たちは学んだ技術を後輩に伝え、優れたチームを築くために活用したいとの意欲を示しました。大学生からは、「教える難しさを学びました」「指導を通じて、練習やプレーを言語化することで、これまでの感覚的な理解を整理でき、自分たちの成長につながったと思います」といったコメントがありました。

 アメリカンフットボール部ヘッドコーチである大橋誠氏は「活気のあるCLINICになりよかったと思います。コーチを行う側としての新たな視点を経験したことも選手たちにとって有意義な機会でした。高校生プレイヤーの増加に貢献できたら幸いです」とコメントしました。

取材 広報課 学生広報スタッフ

文・写真:松下 萌(現代社会学部3年)

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2024/03/14

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